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成果と書評 第14回「葬送のフリーレン」

こんにちは!

オッス!オラ悟空!では無いけど納期前ギリギリに仕事が終わって一息ついてる者だ!

ギリ!今週更新間に合ったんじゃないか?間に合ったということにしてください。

ジャンプを読むまでは今週のうち。

まずはお知らせから。

いくつかお問い合わせ頂いておりましたサンゴのブローチ、minneさんで販売開始しました!

しばらくは受注制作の形を取らせていただくのでご注文頂いてからお届けまでに1週間前後かかってしまうのですが気になっていた方は是非チェックしてみてください!

明日まで限定クーポンも出ておりますのでこの機会に是非!

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あと、もう一つ。

「成果と書評」をマガジンにまとめました。

毎週更新しているこの「成果と書評」ですが早いものでもう14回目になりまして、過去の記事を読み返すのにもちょっとスクロールしなければならなかったり面倒だな〜ということに気がついたのでマガジンにまとめてみました!

ホーム画面スクロールするよりはパパッと見つけやすくなってるんじゃないかと思います!

過去の記事を読みたい人などは是非ご活用ください〜〜!

それでは今週の作品です。

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前回に引き続きC/STORE2021@TSUTAYA岡山駅前にお送りしている作品です。

こちらは枠なしのブローチなんですが、ころんと丸いフォルムがお気に入りです。

刺繍の葉っぱとレース編みのモチーフの組み合わせが可愛くて無限に量産してしまう…

実はまだブローチに仕立ててないものもあるんですが、可愛いのでそのうち仕立てます。

布はツイードを使用しているので厚みがあって秋冬につけても可愛いんじゃないかな〜と思います(まだ初夏目前だわ)

こちらも一点ものになりますので、現地近くの方はお早めにどうぞ!


今回のオススメ漫画は「葬送のフリーレン」です。

読み進める度に第1話を読み返して大号泣

魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン。彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に何故自分がこんなにも悲しむのかわからず、人を“知る”旅に出る。僧侶・ハイターの葬送を機に、ハイターが育てていた少女・フェルンと魔法使いの二人旅へ。途中、戦士アイゼンの弟子・シュタルク、若き僧侶・ザインの二人も加わり、四人それぞれの目的をはたすべく、長い旅は続く…本格“後日譚(アフター)”ファンタジー!!(ウェブサンデーより)

集英社の土壌で息しているので、どうしてもジャンプよりの漫画の紹介が多いな〜と思ったので別のところから探してきましたが、結局少年漫画になってしまった。

なんか沢山の賞にノミネートされて、沢山の賞を総なめしている作品です。(もうなんかノミネートが多すぎて忘れたが、賞を取るたびに「分かる……」となっています)

この漫画は言ってしまえば「後日譚」の漫画なんですが、「本編」の漫画が存在しません。

「後日譚」が「本編」の漫画です。

その為、1話目が全てで1話目が全てなのですが(2回言ったわ)

ここで何回も言っていますが"いい漫画は1話目が全て"なので、よってこの漫画は最高です…(紹介する気ある?)

逆にいうと1話目で全てが完結しているのでこれから何かが始まる!とか大きな目的が見えてこないのに静かに物語が始まっていくので、何とも言えない新しいジャンルの物語を見せられている気分になります。

勇者の旅はすでに終わりを迎えているので、これ以上この世界が大きく変わっていくことはないのに、不思議とフリーレンの旅の行く末が気になる。

長寿エルフのフリーレンだからこそ出来る旅ですが、他の冒険漫画と圧倒的に違うのは時間の進み方。

フリーレンの視点で物語は進んでいくので、数話、下手したら数コマであっという間に何年もの月日が経っている事があります。

その間にフリーレンの仲間たちは少しずつ成長するし、背丈も変わる、でもフリーレンにとってはその月日は本当にあっという間。

そうやって過ぎ去ってしまった勇者との過去の旅を今の仲間と旅していくうちに思い出し、想いを馳せていきます。

旅が進むにつれてフリーレンの口から語られる勇者ヒンメルとその仲間たちのエピソード。フリーレンが話せば話すほど、彼らの人柄が分かってきて愛着も湧いてきますが、同時にこの話は「後日譚」だと思い出し悶え苦しみます(読者が)

死んでからこんなにも好感度爆上げしてく勇者、ヒンメルの他におる…???

これはネタバレにもならないと思うので申し上げますが、ヒンメルがフリーレンに対して自分に還ってくるように愛情を注いでいたのではなくて、フリーレンが自分と同じように他人を愛せるように愛情を注いでたのが垣間見える度に本当に号泣してしまうんですよね…。

過去の旅の中で、フリーレンが「またヒンメルは無駄な事を…」と思っていたことが現在になって何一つ無駄じゃなかったと分かるのも嬉しい反面、当時のフリーレンがそれに気づけなかった事実に切なくもなる。

それでもヒンメルは、「いつか報われる時が訪れるであろうし、それを見届けられるのはフリーレンだけ」と思ってした行動が時を越えて今のフリーレンの手助けになっている場面を見ると、本当に…ヒンメル…お前って奴は!!!!お前って奴はよぉ…………(大号泣の末、ページがめくれない)

私はこのように読むたびに大号泣必須ですが、ストーリーは割とライトにテンポ良く進んでいくので重くなくさらっと読むことが出来ます。

読後感はスッキリしていてとても良いので、綺麗な涙(?)を流したい人にオススメの漫画です。


出来れば色んなジャンルの漫画を満遍なくご紹介していきたいんですが、私が脳直人間なので「やっば……この漫画おもしろ……」となったらすぐにその作品を紹介したくなる傾向にあります…

一応そうならないように、色んな作品を読んだ直後に感想など書き留めているのですが、当時の狂った熱量の状態で文章をお届けしたい(?)というのもあって書く前に一度読み返したりしているので実際は二度手間になっていたります。

私に足りないもの、それは”効率”

それがわかっただけでも良しとしましょう(良しとしましょうじゃないよ)

因みにこの文章スタイルはおそらく山本ゆりさんから受け継いだものかと思われます。一人暮らしの頃からブログを読んで育ったので…。

山本ゆりさんのレシピ、どれも本当に簡単で美味しいので一人暮らしの方から主婦の方まで是非試してみてください。

それでは来週もどうぞよろしくお願いします!



クロッシェクリエイターです。文章が上手くなりたくてはじめてみましたが、熱量だけが前面に出てしまうので一向に進歩しません。勢いだけで生きているフシがあるので冷静になりたいです。