見出し画像

夢の使い方

文章を書くことを習慣づけようと、noteに小話を綴っていると、脳みそが活字になってくる。
ここ最近の夢が活字になっていることに気付く。
通常の夢は映像で展開していくが、ここ最近の夜は、真っ暗な宇宙空間に次から次に活字が浮かんでは消え、浮かんでは消えして、文字で何かしらの物語が展開していく。

夢は脳が処理しきれない情報のゴミ処理みたいな役目もあるので、宇宙空間に活字がホイホイ放り出され処理させているとも言えるのだが、その活字の山から何か面白いヒントも拾ったりするものだ。

私がこの人生で初めて学ぶことに震えたのは、25歳の時だった。
一度たりとも学校の勉強が面白いと思った事はなかったが「私の求めていた学びはこれだったのか!」と心から震わせてくれたのが 数秘術だった。
数秘術は、宇宙にある全てのエネルギーは数(すう)で表現できるというピュタゴラスが創始者の学問だ。

イギリス人と日本人の2人の先生について学んだし、多少なりとも本も読んだが、私が一番学んだのは、なんと毎晩観る夢からだった。
毎晩、数(すう)の夢を観た。
毎晩、夢の中で数の世界に行き、数のエネルギーの海を泳いだ。
今日は「1」のエネルギーだったとか、今日は「6」のエネルギーだったりとか、朝起きてみると一晩泳いだその数のエネルギーが身体に刻まれているのが分かった。
学ぶというのは、本来 頭を超えたところで起こるものだ。
理屈を超えた体験。

夜、活字が浮かんでは消え、浮かんでは消えていく宇宙空間を漂いながら、あの時の数の海を泳いだことを思い出す。

夢も脳も、宇宙空間に私たちを運んでくれ、その人に必要なソース(source)と繋げてくれる。
夜 寝る時にお願いするのと良い。
私に必要なソース(source)まで運んでくれと。

雪に閉ざされた岩手 早池峰の地から。
今日はそんなお話。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?