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部活内でのオンラインミーティングで気をつけるべきポイントはどこか?

このnoteは、東大野球部に学生スタッフ兼アナリストとして所属する私、齋藤周(Twitter→@Amapenpen)が、日々の練習内容や気づいたことをメモしておくためのものです。

長期的な東大野球部の強化

だんだんと東京での新規感染者数も減り始めましたね。先日読んだ渋沢栄一の「論語と算盤」には

自然的の逆境に処するに当たっては、まず天命に安んじ、おもむろに来るべい運命を待ちつつ、撓まず屈せず勉強するがよい

とありました。練習再開がいつになるかはわかりませんが、愚直に今できることに向き合っていくしかないなと思っています。

さて、今日は「オンラインでのミーティングの際に気をつけるべきポイントはどこか」というチーム運営関連のライトな話題を書いてみようと思います。

コロナになってからオンラインで何かをすることが当たり前になり、ミーティングなどはオンラインの方が良いのでは、と思うくらいになっています。

チーム内での取り組みとしては、トレーニングや食事、睡眠、柔軟など、テーマを絞って勉強会のような形でzoomミーティングを開き、緊急事態宣言下でもレベルアップを図っています。ちょうど今日も栄養士の方にご協力いただき、東大野球部が勝つための食事の指導をしていただきました。

他にも学年のミーティングやコロナ対策の話し合いなどもオンラインで何度も行ってきましたが、オンラインでのミーティングを効率的なものにするための知見みたいなものも溜まってきたので、ここに書いておこうと思います。

特に練習の制約などを受けやすい公立校の高校生とかにこういうノウハウを共有して、公立高校の野球レベルが上がり、結果的に東大に入ってくる高校生の野球レベルも上がるといいな、というのが狙いです。

4年間で他大の野球レベルを追い越そうとするのは、客観的に見てもかなり高いハードルです。なので長期的に東大野球部が強くなるには、野球のうまい高校生に入ってきてもらうとか、頭のいい高校生の野球レベルをあげるとか、そういう取り組みもやっていこうと思います。

議題の流れを決めておく

さて、今日の本題「オンラインでのミーティングで気をつけるべきポイント」ですが、1つ目は「あらかじめ議題の流れを決めておく」ということです。

学年ミーティングとかを行う際にはある程度流れが決まっていないと、議論がどんどん脇道にそれてしまうので、議論を仕切る人をひとり決めておくとよいかなと思います。

議論を仕切る人にはあらかじめ議論の流れを決めておいてもらい、最初にその流れを周知してから始める、という感じです。オンラインはリアルに比べて議論の前提条件を共有しにくいので、この話はどこに向かってるんだっけ?とならないように工夫する必要があるのですね。

できればこれをミーティング参加者にも通知しておくとよいでしょう。あらかじめ自分の意見を考えてこられるので、その場の思いつきでよくないアイデアを言ってしまった、みたいなことが起こりにくくなります。

時間を共有しなくていいものを見極める

2つ目は、「アイデアを出す系のものは時間を共有しない形で済ませておく」ということです。

オンラインでのミーティングは、話すタイミングを見極めづらかったり、集中力を保ちにくかったりというところがあるので、できるだけ短い時間で済ませたいところです。

なので、「アイデアを出す」みたいにそれなりに時間を要するものについては、事前にLINEのノートを使って時間を共有しない形で済ませておいて、ミーティング中は出したアイデアをどうするか、みたいなところに集中するとうまくいきました。

先程の「あらかじめ議題の流れを決めておく」にも共通して言えることですが、事前に論点を明確にしておいて、実際のミーティングでは絞った論点について集中的に話す、みたいにするのがコツかなと思っています。

僕が中高生のころだと、下校時間までにミーティングが終わらなければいけなかったので、その分ただでさえ短い練習時間が削られていました。

ただ、これからは「ギリギリまで練習してミーティングはオンラインで」みたいなこともできそうなので、オンラインでのミーティングノウハウとかをうまく活用していけるとよいかもしれませんね!

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