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【読感文_2】仕事は楽しいかね?

今日読んだのはデイル・ドーテン著の「仕事は楽しいかね?」。
言わずと知れたベストセラーブックだが会社の先輩に勧められるまで手には取らなかった。
でも流石ベストセラー、手に取って2時間足らずで読破してしまった。

本の内容は起業に失敗し人生を諦観したサラリーマン・デイルが空港で丸1日足止めを食らったことでマックスというおじさんに遭遇するところから始まる。マックスは空港であった初対面のデイルと話し彼の境遇を聞き、いきなり

「仕事は楽しいかね?」と説くところから物語は始まる。

ここだけ読むと、ミナミで見かける耄碌して「ワシも元エリート官僚やったんやあ、安倍はワシのいとこやあ」とか豪語するホームレスとそんなに変わらない。しかし、実は超有名なビジネスマンであることを偶然知ったデイルは飛行機が出発するまでの約1日を彼と過ごし、デイル自身が生まれ変わってしまう。そんな内容。

本の感想 - 考え方を変えれば在り方が変わり、そしてやり方が変わる

この本は前書き、あとがき含めて180ページ程度なのでそこまで読む行為に膨大なエネルギーを使うことはない。ただ、その分無駄なく「仕事とは何か」「仕事とどう向き合うべきなのか」「仕事をどう創り出すのか」が濃密に語られている。

この本で大切なことを自分なりにまとめるとざっくりと以下の通り。
① 変化を恐れず、前向きに掴みに行くこと
② そのためにアンテナを高く持つ事

テレワークという「変化」にまさに今飲み込まれている自分にとっては全ての項目が自分の現状の情けなさに響き、反省が止まらなかったが、
特にマックスおじさんのある一言が突き刺さった。

「僕たちはね、失敗するのを怖がりすぎて、それが宇宙からの贈り物だってことに気付こうとしないんだ。」

ここでいう「宇宙からの贈り物」は簡単に言うと「アイデア」。常に変化をし続ける、昨日とは違う自分になろうとすることで、変化の過程で身の回りで起こっている「課題・問題」に気付くことができる。

自分の仕事柄、型にははまった考え方をしたくはないと思いながら、社会人になって必死にもがいている中でどこかで「こんなもんでいいかな」とミスを恐れるようになっている。

常に変化を求め、動き続ける事で、自分自身の行動面だけでなく自分が見えている景色も変えることができる。そうすれば自分のやり方も変わるのかなーっと。少し無理やりかな。

まとめ

人は一人一人仕事に対して理想をもって働き始める。それでも時間とともに思考が停止し、理想に到達するために一番必要な変化を恐れ、拒むようになってしまう。
何かを成し遂げたいのであればまずは何かを変えてみる。まずは起きる時間でも食べるものでも何でもいい。ただ「完璧だ」と満足することなく変わろうとし続ける事が自分の思考・視野・行動を昇華させるのだなーと。

まずは与えられた仕事への捉え方をもっとポジティブにならないと。。。


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