どこかのまち

どこかの町。インターネットの中の町。

実在するかどうかわからない。

日本なのか、外国なのか。

それすらもわからない。

今なのか、過去なのかさえ。


懐かしさと寂しさが共存する町。

それは、

私の遠い記憶の中にもあって、

いつも、

帰りたいような、遠ざかりたいような、

そんな場所。


町は、私を包み込む。

何もない私が、唯一所属できる場所。


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