日本劇作家協会戯曲セミナーはいつまでハラッサーを講師にし続けるのか(日記)

2023年度戯曲セミナーが7月24日より受付開始となる。

講師陣に、渡辺えり、鴻上尚史が名を連ねていることを私は到底許容できない。
一度決まったものであっても解任すべきである。
私はその旨、6月30日に戯曲セミナー担当宛にメールを送った。

渡辺えりは、誰に聞いても「えりさんはね~……」となるほど有名なハラッサーである。ある暴行の件について尋ねると、「えりさんの暴行ってどの件?」と返ってくる。そのレベルである。
それだけではない。
戯曲賞や演劇祭の審査において、審査員という立場でありがながら、審査される側の相手に対して人格否定の言葉、作り手の生い立ちを勝手に決めつける内容、所属大学への偏見、名前から勝手に性別を推測して性差別発言をする、などなど、全国各地で問題発言を繰り返してきた人物である。

もちろん、戯曲賞や演劇祭の審査員による講評は、これまでさまざまな人物が問題発言をしてきている。ただ、それでも渡辺えりはあまりにも数が多い。私が知る限りでもこれだけある。

また「すべてが数十年前の話」なのではない。
数十年前の話も、ほんの数年前の話も含む。

こうした人物を講師や審査員にすることなどありえないのであって、そうした発言や行動の断片でも知りながら、講師や審査員にしている人は、たんに人権意識が低いのである。
立場の弱い相手の人権を踏みにじってきた人間に、強い立場を与えるということになるのだ。
戯曲セミナーを担当する日本劇作家協会の教育普及委員会は、その程度のこともわからないのだろう。話にならない。

鴻上尚史も典型的な「セクハラオヤジ」である。
鴻上尚史ほどの相手にセクハラされて、ナンパされて、明確にノーと言えるだろうか。
そうした発言を知らなかったとしても、人生相談などの記事で女性蔑視も明らかである。

講師陣にはほかにもさまざまな噂を聞く人物はいるが、私が確実かつ深刻な情報を得ていないので、なにも言っていない。


二人の講師の解任を要求するメールを6月30日に送った。
その内容には教育普及委員会及び担当理事の鹿目由紀氏に対して、さまざまな認識についても尋ねるものだ。理事会に対しては、渡辺えりのハラスメントや外部での発言についてお伝えしているので、鹿目氏もそれは知っているはずだからだ。
7月6日に鹿目氏より返信があったが、認識については一切お答えいただけなかった。こういう対策をしています、今はまだ完璧ではないが、徐々に……というテンプレのようなお返事。
そして、「お心遣いに感謝」されてしまった。

は?

私は戯曲セミナーや、それを運営する人々に対して「お心遣い」をしたわけではない。

私は、被害を受けた人、あるいはこれから被害を受けてしまうかもしれない人へ心遣いをしているのである。(もちろん、被害を受けたが、私のような発言や行動に賛同できないひともいるでしょう。)
審査講評でひどいことを言われた人のなかには、私の知人もいる。

私のそういったことへの心遣い、そしてハラッサーを擁護し続けるひとたちへの怒りや悲しみを、勝手に「お心遣いに感謝」されてしまった。

ほんとうに呆れた。

私は7月7日に返信をした。
なぜいまのままではいけないか、の説明をした。

そして、

「解任は無理だが、来年は講師にしないから、SNSで文句を書かないでくれ」などの具体的な要求があれば、私はそれを飲み込む心づもりです。
しかし返答は、私の問いには何にも答えず、定型文を連ね、勝手に「お心遣い」にする。
こうした不毛なやりとりをするために、私は抗議をしているわけではありません。
そのようなお答えならば、もう返事していただかなくて結構です。

と締めくくった。

7月17日が終わるが、今のところ返事はない。


……。


あのですね、これはメールでも送りましたけど、「ハラスメント防止ポリシーがあればハラッサーを講師にしていい」と本気で思ってるんですかね?
日本劇作家協会教育普及委員会の人たちは、たとえば、児童に性加害をした教師を、再び教師として雇うこと、それもよしとするのでしょうか。
それとこれとは別の話だ、と思うかもしれませんが、ほんとうに別の話ですか、と。

セミナーの期間中ハラスメントを受けなかったとしても、そこで知り合って、のちにハラスメントを受けても、日本劇作家協会としては「協会の業務に関連していない」から対応ができないでしょうに。

セミナー期間中であっても、「この発言は……」と思っても声をあげられないのが普通です。

講師にしなければいいんですよ。
いったいなんのために、ハラッサーを講師にするのか?

ほかにも、日本劇作家協会には素晴らしい劇作家がいます。
素晴らしい講義をできる劇作家がいます。
その人たちを講師にせずに、なぜわざわざ、ハラッサーを講師にするの?
え、本当に、なぜ?

知名度があるから?
それってお金の為なら人権なんてどうでもいいってこと?
それならそういえば?
そのかわり日本劇作家協会は二度と「ハラスメントなくそうとしてます」なんて言うなよ?

ちなみに日本劇作家協会の教育普及委員会は、委員長が楢原拓氏。
楢原氏は、「私の周りではレイプは起きたことない」と発言していた人間。

昨年まで教育普及委員会のメンバーであった中屋敷法仁もとんでもないハラッサーです。それはこれまでnoteでも書いてきたとおりです。なぜ教育普及委員会からいなくなってしまったのでしょうね? 昨年は戯曲セミナーの「顔」かのように、広告塔になってスペースなど開いていましたね。そんな人が、なぜでしょうか? 勘のいいひとは気づきましょうね。

私は中屋敷法仁が教育普及委員会から外れたことは、大きく評価しています。経緯はわかりませんが、日本の劇戯曲賞の審査員から外れたことも、素晴らしいことだと思っています。中屋敷はそうしたあらゆるところから外していくべき人間だからです。

そのことは評価できるとしても、今年になってもこんな講師陣では、残ったメンバーもやはりダメなんですね、としか言いようがないわけです。

私はいまの劇作家協会の理事会に対しては一定の信頼を寄せています。個人に思うところがあるひとはいますが、それでも、ほぼベストメンバーだと思っています。
しかし、今回の件で、鹿目氏のことは全く信頼できなくなりました。

いや、でも本当に、これは重要なことなんですが、基本的に、

「中屋敷法仁の周りにいる人は全員怖い」

んですよ。

私は。そして私たちは。

なんであんな人を擁護できるの? ってずっと思ってるわけです。

「周りにいる人」って、もちろん大学で教わっている学生とかは含みませんよ。
同じ委員会にいたり、同じ団体にいたりする人たちのことです。

みんなまじで怖いんですよ。
いや知らないのかもしれないけど、知ってて擁護してるかもしれないと思ったらめちゃくちゃ怖いんですよ。
去年の戯曲セミナーにあたって一緒にスペースしてた人も、それだけで怖がられてますからね?(そのうち一人のことは後に信用しました)

実際に、「知ってて擁護している人」はいるわけです。
いるからああなってたわけです。
残念ながら。


まあ、「きみたち」からしたら、私のほうがよっぽど怖いんだろうけど。しらんけど。


日本劇作家協会プログラムには今年も燐光群が。
時期的にそれが発覚する前から決まってたんだろうけど、あんなとんでもないことして、よく中止にならないですね。
会員集会でも、よく誰も坂手洋二の評議員続投に意義をとなえなかったですね。正気か?

ほんと呆れることばっかり。

なんできみたちに「お心遣い」しないといけないのか。

一度選ばれた人を解任する、ことは大変なことです。
でも、次に選ばないことは簡単なことです。
そんな簡単なことすらできない、終わっている人たちが運営する戯曲セミナー。
14万3000円も払う価値ありますか?

私も新人劇作家なので劇作まなびたいなー。
でも安全に学べるところなんかないんだもんなー。
オンラインだったらあるけどなー。
都内で対面あるなら戯曲セミナーがやっぱり大きいよなー。
ないなー。
うん。


まあバーチャル作家なので受けるとしてもこっそり受けますが。


ハラッサーを講師にしている限りは受けませんよ。


いつまでハラッサーを講師にし続けるつもりなんでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?