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成人式に浴衣でいった理由と“土俵”の話。

私の成人式は浴衣だった。(証拠の写真がこちらです)

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真っピンクの浴衣で
頭にお花ボンボンを付けて。
アホみたいな格好で。
当時の私はベリーショートの女の子でした。

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家の前で兄妹と。
姉だけが夏祭りに行くかの様な。
私のお澄まし顔が笑えます。

なぜ私が浴衣で成人式に行ってしまったのか???

それは

ドレスを着るのが本当に嫌だったから!!


うちの地元は小さな田舎町で
何故か成人式はに開催されました。
真夏なので振袖ではなく、
女子の正装は“ドレス”が主流だったんです。

ドレスが苦手な私。
何故苦手かと言うと・・・

似合わないから。。。。。
どう頑張っても似合わない。
どう着こなしていいか不明。
(※最近はパンツスタイルのセットアップという逃げ道を見つけた)

当時は
成人式が近づくにつれて
「嫌だなぁ」と言う気持ちばかりが高まり、憂鬱でした。

お父さんに連れられてドレスを選びに行った記憶がありますが、
着た所でチンチクリンだし。。
鏡を見てもまったく似合ってないし。。
テンションは下がる一方。
選ぶのがどんどん嫌になり、もう具合が悪かった。。。

ドレスを着る事が嫌すぎて
成人式を欠席したいとまで思いました。


そんな私が。。。
成人式に行く為に下した決断、
それが。。。。。

「浴衣で行く!!!」

と言う物でした。

似合わないドレスを着るくらいなら、
ピンクの浴衣でふざけていた方が気持ちが楽だと思いました。


両親は
なんで浴衣なんだ!!??
また娘がおかしなことを言っている(涙)

という感じだったと思いますが。。

“娘が成人式に出席しないことよりはマシ”
と言う事で承諾してくれました。

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誰のドレスが可愛い〜とか、
似合ってる〜とか、
比べられる対象になるのが物凄く苦痛だったし。

女子特有の
「あの感じ」に塗れるくらいなら!
そんな苦しい思いをするくらいだったら!

誰も着ないであろう。
浴衣で行く!!!と言う選択肢に至ったわけです。

自ら土俵を変えれば戦わないで済む。
まぁ、戦うというカッコイイ言葉よりも
惨めにならなくて済むって方が正解かなw

ベリーショートだった理由もそうゆう事でした。

女子の世界で
同じ土俵に立たない事が
学生時代の私の生きるすべでした。
私にはその方が断然気持ちが楽だった。

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真っピンクの浴衣。

一人だけ。

きっと冷ややかな目で見ていた人もいただろうなぁ。
でも、

これが、嫌なもんは嫌だ!と強く思う。
私らしい成人式だったと思います。
良き思い出です。
嘘のような集合写真。

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20歳。
私の決断、間違ってなかったなぁ。

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最近は制服の多様化も進んできたし、
正装もいろんな服装がOKになってきましたよね。
女子だから、男子だから、とか。
何歳だから〜とか。
もうそんなのは
古い時代に突入だ!

でも
この浴衣はアホだった♡

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