見出し画像

忘れられない話

直接私と会ったことのない人には
信じられないかもしれないんだけど
私って昔っからクソ真面目で

思春期の
何もかもに反抗したくなる
思い出すと

アー‼️

っと叫びたくなる
それはそれは痛い
お年頃を迎えるまでは、
先生や親に怒られることが
すごく悪いことだと思って
品行方正に過ごしていた。

中学2年生になる前、
私は学年でも問題を起こすことが多い
吹奏楽部に転部した。


中学時代の
吹部の同年代が
派手で荒れてたという
話をするとみんな
『吹奏楽部は荒れないだろ』
と言う。
まあ普通に考えたら確かにそう。


でもほんとなの。


私の学年の吹奏楽部は
男子が一切いない女の園。


みんなでバレないだろってなもんで
髪を染めて問題になったり、
先生とかが仲裁にはいる
喧嘩とかもあったし、
無視やイジメなどの
トラブルも多かったように思う。


合唱部と共同で使ってる準備室に
合唱部顧問が冷蔵庫に入れてる
コーラとかチョコレートとか
勝手に食べてたし、
やんちゃな野球部の彼女になるのも、
何人かの吹奏楽部を
ローテーションって感じだった。笑


私が入部して、
数日しかたってないころ、
みんなが1年生の時から不満があった
顧問の先生を
自分達が中心の代になったとたん
話し合いでクビにした。

今でも仲のいいメンバーとその話をすると
今の自分と同じくらいの年齢の時に
あんなとんでもないクソガキどもに
こんな仕打ちをされてたと思うと
本当に可哀想なことをしてしまったね
と言う話をする。

そして新しい顧問がついた。
以下、K先生とする。
K先生は多分とても優秀だった。
今までずっとコンクールでは
銅賞しか取れなかったのだが、
私たちが3年生の時には
金賞がとれた。

だからあながち、
やり方はあれど判断は
間違っていなかったのかもしれない。



K先生はさっぱりとした性格で、
ベタベタしておらず、
いい距離感で接してくれる。
ニコニコしてるタイプじゃないけど、
冷たいわけじゃなく、
たまに見せるK先生の
笑顔が私は好きだった。



そんなK先生も
やっぱりこの問題のある学年に
手を焼いていた。

問題があるたびに
職員室で『また吹部か‼️』
と言われて悔しいんだよ!と
怒られたこともある。

吹奏楽部には
パート練習というものがある。

合奏でいろいろな楽器を合わせて
1曲の素敵な音楽になるのだが、
それにはパートごとの力が
不可欠となる。

そのために放課後の
空き教室などをつかって
楽器ごとに練習を重ねる。

私はパーカッションだったので
基本的には音楽室で
練習をしていたのだが、
他の楽器は持ち運びも楽なため、
空き教室に移動することが多かった。



ある日、廊下が
めちゃくちゃバタバタしてて
いろんな先生が教室に入ってゆく。
どうしたんだろ?と思って
練習を続けていたんだけど、
どうやら
部員Aがなんかしたらしいという
情報が耳に入った。

数人で教室に野次馬に行くと、
生徒指導の怖い先生たち数人と
座って下を向いている部員A

あんまりヤジヤジしてると
怒られるから様子を見てひょひょっと服
帰ってきたんだけど、
部員Aだけがなかなか帰ってこない。

そして帰りの
ミーティングの時間になったのに
やっぱり部員Aの姿が見えない。

まだお説教をくらっているのかな?
と思っていたら
K先生がみんなの前で話し始めた。



『先生は、情けない。』


と言って、
事件の経緯を説明しはじめた。

どうやら部員Aが
パート練習で使っていた教室内の
至る所に油性マジックで
落書きをしたらしい。



K先生、震えている。
震えながら怒っている。
あの真面目で冗談とかも
言わないようなK先生が
めっちゃ怒ってる。

『ねぇ、教室中に
なんて書いてたと思う???』



部員およそ50人の前で
K先生は、放った。


『リアルち◯こだよ?!』




K先生はもはや泣いていた。
『なっさけないよ、もう…っ』

冒頭で話した通り
私はクソ真面目だったので
泣いているのK先生をまっすぐに見つめて
先生の怒りを真剣に受け止めていた。



ところが、私以外のほとんどの顔が
一斉にサッと下にむいた。
体育座りしながら、同時に。


みんなマジな先生が
怒りに震えて泣きながら
真面目に下ネタぶち込んできた
ギャップに耐えきれずに
下を向いて笑いを堪えていたらしい。



あとで考えると私も笑えたんだけど、
やっぱりヤンチャもの達の
肝のすわり方ってすげえなーって
思った瞬間でした。


この話、衝撃的すぎて
一生覚えてる気がする。

部員A、ありがとう。笑


駅ですごい笑ってる写真出てきた。
思い出し笑いしてるのかな?

ちなみに部員Aは
『リアルち◯こ』
の言葉と一緒にイラストも
描いてたみたい。

すごいよなぁ〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?