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12月30日(金)映画の話

私の趣味は映画鑑賞であるが
映画鑑賞が趣味という
発言のリスキーさを
知っているのであんまり
言わないことにしている。
(今日インスタの投稿で
言ってたやないかい)

洋服もそうであるが
食や映画、読書など
日常に溶け込んでいる文化は
一概に『趣味』と語るには
レベル感がさまざますぎる、
そしてジャンルが多すぎるため、
そこがよっぽど一致する人でなければ
盛り上がらないなんてことが
大いにあるためである。

例えば、映画だと
私はアメコミ見ない。
トムクルーズ見ない。(あんまり)
ホラー見ない。(あんまり)

そうなると、映画好きなみなさんには
『それでよく映画好きって言えるね!』
などと突っ込まれてしまうわけである。

幼い頃は父の仕事の関係で
映画のDVDが
家にたくさんあったんだけど
興味湧かず
見ても内容が大人すぎて
チンプンカンプン。

父の勧めで見た映画は
ニューシネマパラダイスと
ターミネーターだけ
面白いなと思ってた。
(当時小2の私には
ターミネーター2の刺激が強すぎて
この父、正気か?とは思っていたが)

母が一時期
映画館にはまっていたので
毎週のように映画を見に
出かけてた時もあったが、
まあ人並みに楽しむ程度のものだった。

私が本格的にハマり出したのは、
ヘアメイクの専門学校に行ってた時
メイクの歴史を学んでいたら
先生に『風と共に去りぬ』を見たら
いいと言われて借りる。
ヴィヴィアン・リーの美しさに
心奪われてそこから
オードリーヘップバーン
マリリンモンロー
マレーネディートリッヒ
シャーリーマクレーンなどの
銀幕女優を追っかけ始めて
監督に移り、男優に移り、
わざわざ渋谷のtsutayaに行って
レア作品を探して見たりしてた。
ユーロスペースに足繁く通って
昔の映画をスクリーンで見たり
なんてこともしてた。

その頃、ケーキ屋さんで
アルバイトをしていた私は
60代の店長と
やれ、昨日は『卒業』をみた
やれ、『太陽がいっぱい』がおすすめだ
ソフィアローレンだ
カトリーヌドヌーブだ
超楽しくお話ししていたが
気がついた。

-私の見てる映画
盛り上がれる人間、稀すぎる-

そこからお父ちゃんにおすすめを聞いて
アメリカンニューシネマを見漁ったり、
クリントイーストウッドや
モーガンフリーマン
デンゼルワシントンなど人物を追って
現代の映画を見るようになってったけど
あんまり人と映画の話題で
盛り上がることないんだよねやっぱり。

なので、今日は今年最後に
このノート書いてみました。笑

今年見た中で、
私の1番のお気に入りは
『少年の君』
13億人の妹と言われている
中国の天才女優
チョウドンユイさんと
(サンザシの樹の下で
恋するシェフの最強レシピや、
中国vogueに
ルイヴィトン着て出てたり)
中国アイドルの
クソイケメンが織りなす
究極のラブストーリーでありながら
苛烈極める高考のやばさ
ストリートチルドレンの存在、
凄惨なイジメなどの
中国の社会問題を
のせのせに乗せて
かつ、中国の厳しい規定の範囲に則って
できた素晴らしい作品。
2人の絆によって
繰り広げられるサスペンス要素も
見ものです。

そして超衝撃を受けたのが
高校生にしか見えない
下手したら中学生にも見える
幼さ残るチョウドンユイさん、
撮影当時29か、30歳。
ビビりますよ。
それだけでも見る価値ありです。

oasisもよかったな。

ちょっと思い出しただけ
宮本から君へ
あゝ荒野
も印象に残ってる!
洋画比率低かったな。

来年はもっと見たいなー!

自宅の近くのツタヤがだいぶ前に潰れて
実家の近くのツタヤも潰れて
とても悲しい。
何借りようかなーって2時間くらい
うろうろする時間は
無駄だと思いつつ、
美しいとも思える時間だったのに。




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