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本当に自分中心に動くと、人のためになる

1.自分のために動くこと

「自分中心に動く」というフレーズを聞くと、なんとなく人に冷たくしたり、わがままに振舞うことだと思われるでしょう。

しかし、本当に自分に良い状況を引き寄せたいと思っている人は、自分だけでなく、自分の周りに注意して生きているのです。なぜでしょうか。

人間は社会の生き物です。周りとの関係が強ければ、その他の能力がさほどなくても楽に暮らせます。大きなものを成し遂げるとき一人でやれば莫大な時間がかかってしまいますから、会社みたいな仕組みがあるんでしょう。

人は人の意見や評価が気になる生き物です。他人から見た視点を潜在的に意識せざるを得ないです。

もし真剣に自分中心に考えていたら、周りを意識します。周りが良くないと自分に都合が悪いことが起きやすいし、味方がいないと不利になるからです。

周りを気にするといっても、それの言いなりになることとイコールではありません。

そこでは「自分の軸で生きること」が必要になります。

2.自分の軸で生きること

自分の軸で生きるとはどういう生き方でしょうか。それは受け身で考えない生き方だと思います。

受け身で生きると、周りの人の言葉に左右されすぎてしまったり、マスコミやネットの言葉に振り回されやすかったり、嫌なことがあると相手のせいにしたり、人が何かしてくれるのを待つ人生になります。それは自分中心に考えていないと言えるでしょう。

逆に主体的に生きると、どんなものを目にしても自分で判断するし嫌なことがあってもすぐに立ち直って歩きます。自分の力で人生を切り開こうとする人生です。

自分らしく生きることと、人に優しくすることは同時にできます。自分を持っている人は人に好かれます。自分を持っていない人、自信がない人はそれをごまかす方が得意になるので、変に威張ったり、隠したり、素直にぶつかってこないから、相手が見えないので、(危なそうだな…近寄らんとこ…)と思われます。

また、周りを大事にしているからこそ、時に厳しくすることも必要です。優しさは真剣に相手を思うことから始まります。優しさを間違えてはいけないと思います。

ここでいう本来の自分中心は、本当に自分のことを思って行動しているから人に優しくなれますが、雑な自己中心は人に優しくないものだから、見分けがつきやすいと思います。

3.不安要素のほとんどは考えすぎ。残りは考えて対処できることと、少しの運。

人間関係は単純な損得ではありません。変な計算をしていてもまぁまぁバレます。だから、自分を犠牲にしすぎず、自分と同じかそれ以上に相手を大事にする気持ちがないといけません。

いきなりやれって言われてできる人はそうそういません。まずは真似事でも良いから、この人素敵だな…って思える人と同じようなことをしてみてください。そのうちそれに慣れてきて、そういう生き方が板についてきて、ちょっと良い自分になれます。

自分中心で考えを突き詰めて行くと、自分含めて全てを大事にすることにたどり着きます。状況が良くならない要素は自分にも環境にも運にもありますが、自分も周りもマルっと良くしていければ、9割以上の悪い要素は潰せるはずです。

大きな失敗は小さなケアレスミスの積み重なりと言われることがあります。不安要素を取り除いて環境を全て良くしていく事で、結局自分のためになります。

おわりに

何よりも相手に愛を持って接することが重要です。自分軸で本気でぶつかったら、本気で自分のために言ってくれているんだと気づいてもらえないこともあるかもしれません。言い方次第では押し付けにも思われるかもしれません。でも、きっとわかってくれる人があなたの周りに残る。

愛を持って生きていきたいですね。

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