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若いうちの苦労って何だろう
苦労ってあんまり気が進まないけど、何も無さすぎてつまらないのも気が進まない。シリウスです。
今回のテーマは「若いうちの苦労は買ってでもしろ」です。
これを聞いて、年寄りが若者に強いる言葉だ!と思うことが多いと思います。これについて、僕の意見というか解釈というか話していきます。一緒だったら嬉しい。
悪い年寄りだったら、この言葉の意味は「嫌なことを押し付けるための言葉」として使ってることがあると思います。
人生の先輩的みたいな人だったら、「今はちょっとやりずらい事とか、ギリギリ手が届くか分からないようなところに踏み込んでみないと、歳とってからは中々自分を変えられないからね」
といったお節介から来る事かもしれません。
以前このようなツイートをしました。
油の乗った食べ物食べるとか、パフェいわし食べるとか、体動かすとか、何かにときめくとか
— 天ノ川シリウス (@bluestar_CMa) June 28, 2021
若い時しかできないことは優先順位を上げた方がいいよね
若いうちの「苦労」っていうと仰々しいけど、僕の解釈は、あんまり食わず嫌いしないで、とりあえずやってみるって事だと思います。
ゲームした事ないならアクションとかシューティングとかRPGとかそれぞれやればだいたい分かるし、オリンピックもどこが面白いのか真面目に見てたら何が面白いのか分かるかもしれない。
最初からわからないと諦めるのではなく、分かってみようとする。これを苦労と呼んでいるのではないかと思います。
そうしていくと、理解のある大人とか、器の広い人になる。そういう人は皆から良い風に見られるので、勝手に恵まれると思います。
僕のツイートで上げていた例に共通することは、大抵それは何かしら負荷のかかること。
「油の乗った食べ物を食べるとか、パフェいわし食べるとか」
ちょっとふざけてる部分ですが、これは胃に負荷がかかるので、若いうちにしか楽に体験できなかったりします。身体的にどうしようもないことなので。
「体動かすとか」
骨とか関節とか筋肉とか、これも身体的に負荷がかかります。親を見てると歳をとるとジワジワ動かせなくなってくるんだなと実感します。これも後でやればいいやではダメな気がします。
「何かにときめくとか」
これは、精神的に取り返せないことです。
若い時のドキドキする気持ちは、持ち続けられる人もいると思うんですけど、やはりこれも衰える。これを体験するにも自分で行動しなきゃいけない負荷があります。
若い時に何もしないのは、嫌でもできることは無くなっていくのに、それをみすみす捨てているということなのではないかと思います。今しかないこと。には価値がある。
選択肢は強制のものではないから、最終的には個人の自由なのは間違いないけれど、二度と遡れない価値は非常に高いと僕は思っています。
それはどれだけお金を払っても返して貰えないことだし、準備に時間をかけて過ぎていたら歳をとるだけで、努力でどうにかなることではない。
今しか得られないという究極の限定品だから、ものすごく価値が高い。買ってでもしたい苦労ってやつです。
あまり体力を使わないものだったり、どこでも出来るようなことは後回しでもいいと思います。
後悔しない人生なんてないかもしれませんが、できるだけ後悔しない人生なら現実的だと思うんです。
今思いつかなかったことだったり、どうしてもできる可能性がないものなら、やればよかったという話ではなくて、どうしたって出来なかったと言い訳ができます。
でもできたのに、ちょっと面倒だったからやらなかったっていうのは超限定品を捨てるようなものです。
後であれをやっておけばよかったというのは、本当はできるのにやらなかった時だけに当てはまる言葉だから、どうしても出来なかったのなら何をどう考えてもしょうがないと、諦め方が変わります。後悔ゼロではないけど、かなり最小限の後悔に抑えられる。
今回のテーマ、若いうちの苦労は買ってでもしろというのは、別に根性論とか嫌なことをやれってこととはちょっと違う解釈で見てもいいかなと思っていて
ちょっと負荷がかかるけど、好きになるかもしれないこととか、気になることに踏み込んでみないか?というメッセージなのではないかと思います。
そのちょっとの負荷はちょっと嫌かもしれない。
でもそこは甘んじて受け入れてみて「面倒くさそうだったけど、なんだ、やってみたら面白かったじゃないか。やってて良かったな」って思えることが世の中に沢山あった方が豊かになるんじゃないか?という考えです。
自分の好みの領域ばかりで生きていても、自分の想像の範疇は越えられない。だから、幅を広げるためにやりたくないことを無理やりやれっていう解釈もあるかもしれないけれど
実際そういう考え方も人によってはありだと思います。
ストイックに力を求めてもいいし、楽しく知見を広げるのもいい。
人の特性によってやり方は自由に変えれば良いはず。
実際チャレンジしてると、脳が活発になるので、精神的、能力的な恩恵も得られるので割といいことずくしなんですよね。
僕は、嫌なことまで無理にしたくないけれど、小さいチャレンジを毎日決めてやるのがマイブームです。
まとめ
生きているだけでお金がかかる、人生というサブスクを払っている人類。
何にもしないって、結構勿体なくないですか?って想いで書きました。
僕の中にも怠惰な気持ちがあるのは事実ですが、時間も老いも待ってくれないんだよなと思うと、やらないよりはやった方がマシという発想にならざるをえないところがあります。
休む時は休むのがいいですけど、毎秒お金がかかるサブスクなら、できるだけサービスは積極的に受けてみてはいかがでしょう。
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