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天国と地獄……それを分けるのは、ほんの僅かな違い?!

天国と地獄の長い柄のスプーンのお話

知っていますか?

私はこの寓話が好きです。

どんな話かと言うと……

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一人の男が「地獄」を覗いて見ました。
するとそこには予想外にも、テーブルの上には美味しそうなご馳走がいっぱいでした。
しかしそのテーブルについている人々はガリガリに痩せていて、互いを罵り合っていました。
よく見ると、彼らは椅子に片腕を縛られ、もう一つの手には腕よりも長い柄のスプーンが括りつけられていたのです。
目の前にたくさんのご馳走が並んでいるのに、柄が長いスプーンのため、自分の口にご馳走を持っていくことはどうやってもできないのです。

今度は「天国」を覗いて見ました。
すると天国でも人々の腕は椅子に縛られ、片手には同じ長いスプーンがくくりつけられていたのです。しかし不思議なことに人々は皆、和気あいあいと食事をしています。
天国の人々は長い柄のスプーンで互いに食べさせているのです。自分の口には持っていけないけれど、他の誰かに食べさせてあげたり、食べさせてもらっていたのです。

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自分のことだけを考えていた地獄の人々は結局何も食べられず、助け合うことが自然だった人たちは、美味しいご馳走を頂き満たされていたのです。

私たちはの多くは、天国の感覚で生きる人と地獄の感覚で生きる人が混ざっている世界で暮らしています。

あなたのはどちらの世界で暮らしたいですか?

もちろん天国!ですよね!?

私たちの多くは大腸菌の日和見菌と一緒で、環境に影響され、天国感覚にもなれば、地獄感覚にもなります。

そう言う私も日和見菌的な人間です。笑

ですので「天国の感覚で暮らす」と日々自分に言い聞かせたり、そう言う感覚を思い出せる人にあったり、本や映画、動画などに触れるなど小さな努力を積み重ねているのですが……

油断するとすぐに地獄の感覚に追いやられてしまいます。笑

ここまで書いていて思い出した本があります。

それは……

Give & Take 「与える人」こそ成功する時代
著者; アダム・グラント((組織心理学者・ペンシルベニア大学ウォートン校教授))

です。

グラント氏は「人間は3つのタイプに分けられる」と言います。
◉ギバー(人に惜しみなく与える人)
◉テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
◉マッチャー(損得のバランスを考える人)
の3つです。

もっとも成功するのは、どのタイプの人だと思いますか❓

もっとも成功から遠いのは「ギバー」
同時に、もっとも成功しているのも「ギバー」
普通に成功しているのは「マッチャー」
とグラント氏は言います。

この結論に至るまでのグラント氏の、3種類のタイプの特徴と可能性を分析したするどい視点と事例がとても楽しく、読んでいてワクワクします。

もちろんもっとも成功するギバーと、成功から遠いギバーの違いも的確に示し、もっとも成功するギバーになるために必要な要素を教えてくれています。

私は日本人の多くが、成功から遠いギバーに位置している気がしています。

そういう一般的な日本人の感覚、与えているのに……と感じたことのある人に、ぜひ読んでいただき一冊です。

心身の自由を取り戻すヒントをお届けします。
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