生き延びるために、生きるのをやめたら……

私たちの肉体は
いつだって
生き延びるために

危機が迫ってきたら
考えるまもなく逃げ出し
もしくは戦い

美味しそうなモノを
見つけたら

ついつい手を伸ばし

お腹すいたよ〜

トイレ行きたいよ〜

眠いよ〜

動き回りたいよ〜

暑いよ〜

寒いよ〜

等など

生命維持のために
いろんなメッセージを
体が伝えてくるので

意識的にも
無意識的にも
生命活動が促されます。

また人間は
社会的動物でもあるので

社会の中で
優位なポジション

食いっぱぐれない
ポジション

を目指して

椅子取りゲームに
気づかぬうちに
参加しています。笑💦

いつの間にか
参加していたのに

気づいたら必死で
椅子取りゲームに
参戦している💦

でも、どうしても
自分の目指す椅子に座れず

椅子取りゲームが
下手なことに気づいた

48歳のある日……

私
もう死んでも良いなぁ

生きるのに疲れた……

このまま生きていても
きっと一生
私の望む椅子には
座れないだろうし……

子どももいないし

守るべき存在は
特にない……

と

マイルドな絶望を感じ……

あ、もしかして私

生き延びるために
生きてた？！

そうだ！

もうこんな生き方は
したくない！

しんどいだけだぁ〜

生き延びるために
生きるのは
もうやめよう！

と感じたのです。

あれから
9年の月日が流れました。

今、元気に生きています。

生き延びるために
生きるのをやめて

やりたいことのために
(≒命を楽しむこと)
生きることにしました。

周りから見たら
大した変化は
全く感じないでしょうが。

今思えば……
社会の一員になるには
椅子取りゲームに
参加するしか無い

と、あの頃は
思い込んでいた

でも
それはただの思い込みで

実は
やりたいことにために
生きる

という生き方でも
社会の一員であることに
変わりはなく

むしろその方が
視野が広くなり

身近な人々との
自然で温かな交流を楽しめる

辛いことも含めて
生きるのが
楽しくなる

このパラダイムシフトは

私の中では
大きな変化を生み出しました

何が？って
一言では
言えないのですが

あえて言葉にするなら……

社会的に
認められるような
人間にならねば

という呪縛からの解放

と

社会的評価に関係なく
好奇心の赴くまま

素直に動ける
自由がある！

様々な条件が揃わず

全てが好奇心の赴くまま
動けるわけでもないのですが

物欲の減ったこの年齢だと

本質的に自分が
何を欲しているかが分かり

選択肢が増えて
充分満足できるように
なったのです。

他の人が見ると
単なる妥協に
見えたとしても。笑✨

生きるのが
楽に
楽しくなる✨

生き延びるために
生きるのをやめ

やりたいことのために
命を楽しむために
生きる

この小さな
パラダイムシフトが

私の心に「自由」を
もたらしてくれました。

不自由を
感じている時は
もしかしたら

自分で
自分を不自由にさせている
のかも知れない……

そしてそれは
パラダイムシフトの
前兆かも知れないですね✨

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