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#44. ハッピーエンドロール

こんばんは🌙

1人で過ごす時間についてゆっくり考える時間が久しぶりに訪れた気がする。
家族との時間を過ごしたからだ。

先日実家に寄った時に妹も帰省していた。
夏休みで8月末まではいると言っていた。
なんと羨ましい、社会人の私にはそんな夏休みがどこにもない、どうしてだろう。
することもなくてWiFiもない実家にいても暇だという妹は私の家についてくると言ったのだ。
5月には妹の家に世話になったので断る義理もない。

もちろん私は仕事だったのでご飯だけは一緒に食べるという奇妙な3日間を過ごした。
せっかくこっちにいるんだからとご当地グルメのお店に連れて行ったり、無難なファミレスでご飯を食べたりした。
Kpopにハマっているようで私が仕事に出ている間はアーティストのライブ映像を見たり韓流ドラマを見て過ごしていたようだ。
妹の韓国への熱量は凄まじく見習いたいなとも思える。
ひたすらに私に布教活動をやめない姿勢はもはや執念すら感じる。
断り続ける私ももはや執念深いかもしれない。

妹と過ごす時間はいい意味で気を遣わなくていいからありがたい。
むしろ別々のことをしていても、お互いに貶しあっても何も気にならない程に。
こういう存在がもう少しいてほしい、そう思う。

相変わらず私たちはインスタグラムでお互いのストーリーに反応し合う日々だ。
いつまでこんな日が続くんだろうか。
答えはわからない、でもきっと終わりはやって来る。
私たちは確かに終わりを迎えた。
ハッピーエンドではなかった、それでいい。
だからこそ今度は自分で作り出すしかない。

見える全部聴こえる全て色付けたくせに
青いまま枯れていく
あなたを好きなままで消えていく

ハッピーエンド / back number

良い夜を🌙