山に登るのが好きです。
サクッサクッサクッ。
山道を歩くと山靴と岩が重なり合ったり葉っぱを踏んだり。こんな音がする。
小学生のころから両親の影響でよく山に登っていた。関西の山には毎年訪れていたし、小学4年生では富士山登頂も経験した。
今も大学の友人や仲間たちと半年に1回ほど山を登っている。最近はささやかながらにも趣味は?と聞かれると「登山です」と答えるようにもなった。
どうして山に登るのが好きなんだろう。
景色が綺麗だから
しんどいを超えた先の達成感に味わえるから
たくさんの年齢層の人と出会えるから
そんな感じ。明確にこれが好き!というのはない。
ただ毎回どの山に登っても、楽勝だったなとか。
いやしんどすぎるやろ!とか。いつもは中々話せないけど登山道だと気づいたら色々話していたな、なんてことも山では感じることができるんだ。
''目と目を合わせて対話しましょう''
人はよくそう言います。
私も人と話すときは目を見て話したいし聞いて欲しいと思っている。
だけど時々、目を合わせると話せなくなってしまう。
そんな時は山に登る。目を合わせなくても一緒に歩んでると思うと自然と話せたりするのだ。
ある山では素敵な出会いもあった。
いわゆるオジさまチームで登ってた方たち。
きっと山に登らなければ出会えなかった人に出会えた。休憩ポイント毎に少しずつ話し、お互い励ましあった。社会に出たら上下関係ができてしまうくらいの歳の差の人とも山では対等に仲間となる。
もちろん年齢の差は時に人を助け、憧れるものとなるが中々対等になれることは少ないと思う。
だから多分いつも以上に人との出会いにワクワクを感じることができるのだと思う。
四季折々を肌で触れ、それを仲間と感じ、新たな世界や景色をみつけることができる。
だから私は山に登るのが好きなんだと思う。
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