夢が混ざる
朝日を追いかけた瞳が
私をそっと掴むの
夜が明けなかった
しばらくの間

風が吹き荒んで
砂を舞い散らせたら
桜が咲くみたいに
笑ってくれませんか

目に砂が入っては
開けていられませんから
涙はほとほと尽きません
音も轟々響いて
地鳴りさえも呼ぶのです

それでもあなたは
真っ直ぐな瞳で
光を集めて
私を掴んでくれるの

雪が降り出したら足止めで
歩いたら跡がついて
振り返ったら
白い景色が見えるだけ

そんな世界にも
あなたの瞳はここにある

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