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滝沢カレンさんメソッドで書くレシピ『トマトシーフードスパゲティ』

こんにちは。私はパスタが好きでよく作っていたのですが、パスタにはやはり炭水化物が含まれており、最近はあまり作っていないので悲しいです。
しかし、これを書くことで悲しさがかなりおさまると思います。

まずはフライパンと深い鍋を用意し、深い鍋に、いずれ捨てざるを得ない運命にあることが申し訳なくなる量の水を入れます。そうしましたら、そこに大さじで学生食堂のご飯1杯分の塩を入れて下さい。

鍋に火をかけ、ぐらぐらするのを待っている間の時間を利用し、ソースを作っていきます。パスタ作りはこのあたりの私、時間の無駄なく料理ができるのよ感が手軽に味わえるのが非常に楽しい料理です。

フライパンにオリーブオイルを2人前のサラダに少し濃くなってもいいぐらいの気持ちでかけるドレッシングぐらいの量を入れていき、ニンニクを炒めていきます。
ニンニクはうすくスライスしたものがオススメです。私はめんどくさがりなのでチューブのニンニクを使いますが、どんなに気を付けてもはじけ飛んでやけどを負いますし、もしかしたら半分ぐらいしか残っていないかもしれないと心配になりますので。

ニンニクの肌がトーンダウンしてしまい、これで完成でいいのではないかと錯覚してしまうほどのいい匂いがしてきましたら、トマト缶を入れていきます。ホール缶の場合はあらかじめトマトを握りつぶしておくと、ここでしか味わえない感触が得られますので、握りつぶしておきましょう。

そうしましたら続けざまにシーフードを入れていきます。シーフードは身を剥かれ、縁もゆかりもないシーフードと相席になりながら凍らされるという可哀そうな目にあっている袋詰めを買い、半分ほど使っています。シーフード達には更につらいことになってしまいますが、フライパンに火が支えてるのではないかというほどの火を当てますと、なぜかシーフード達は逆に縮み上がってしまいビックリします。
小さくなった分はソースにおいしさが移っていると考え気持ちを強く持ってください。
あらかた驚きもおさまってきたころにはマグマができあがっており、流石にシーフード達に同情してしまう気持ちが湧いてきましたら、火をフライパンに触れるか触れないかぐらいのつつましやかなものにしていきます。

マグマがおさまってくる様を見てホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、おそらくそのころには鍋のほうが噴火寸前といった様子になっているかと思いますので、パスタを茹でる準備に移っていきます。

指でオッケーマークをつくってもらい、人差し指を親指の付け根まで持っていってもらいます。そこにパスタをくぐらせたら1人前です。多分だいたい半関節拡げていくごとに1人前増えていく感じだと心得ておくと便利かもしれません。少し物足りないとお思いでしょうが、増やすとおそらく後悔することになるかと思います。

パスタを鍋に入れましたら、あとはパスタの茹で時間だけを気にしながら2人の行く末をゆっくりとお見守りください。ときおり私はパスタの茹で汁をお玉でソースに移したりしています。この行動に果たして意味があるのかは疑問ですが、やはりなんとなく2人の相性が良くなる気がいたしますし、何よりこの時間がなんとも退屈ですので、皆さまもゆで汁をソースに入れたり入れなかったりしてみてください。

宴もたけなわとなりましたら、鍋からお湯を捨て、パスタだけを救い出す方法を編み出してください。それぞれ盛り付けましたら完成となります。ソースは2~3人前のつもりで作っているのですが、毎回気づいたらなくなっているのでそれが不思議です。


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