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自分が求めてることに気づいたら、吹っ切れた

『気づいてない』シリーズ3回目!


今日は

『自分が求めてることに気づいたら』です。


もしかしたら、私もそうかもしれない。
自分の本当の気持ち、感情って何だろう?


そんなふうに自分を振り返るキッカケに
してもらえたらって思います。


今回も私のこと。

一人が好き
  ↓
社交的にふるまえる自分が好き
  ↓
人は苦手
  ↓
でも、本当は??


こんな風に推移してきた私の人に対する想い
というか、人間関係について、の気持ちです。


私は子どものころから小説や漫画が好きで
一人で読む時間が大切だった。

友だちもいたけど、
腹を割って話せる人なんていなかった。

自分をさらけ出すことがわからなかった、
とも言えます。


短大に入学してから、
かなり心を開いて話せる友だちができたけど、
当時好きだった映画鑑賞は
基本一人で行ってたなー


就職してからは
職場の人たちと飲みに行くのが楽しくて、
週1は行くようになったから、
「私って人と付き合うのが好きだったんだ」
そう思うようになったんですよ。

20代は短大時代からの友人とも
ずっと仲良くしてたし、
その縁でまた新しい友人ができて
一緒にインディーズグループのライブに行ったり、
ライブついでに旅行したりするようになって、

「やっぱり人付き合いが好きなのかもしれない」

って思った。


けど。

勤め先の人と盛り上がれて飲みに行く。
勤め先以外にも友人がいて遊びまわる。


そんな自分に酔ってるんだなって
いつしか感じるようになった。


どうしてか?


飲みに行っても、
ライブで盛り上がっていても、
会話していても、
心はどこか冷めていたから。


そして、付き合いが広がると、
どうしても煩わしいことが増えてくる。

友人グループの中で、

ある人の言動が好きじゃないって思ったり。

私以外の人も「あの子はちょっとね」なんて
話も出てきて、
私はその人のことは何も思わないから、
その意見に賛同しなかったら
睨まれるようになったり。


職場では、
『よく食べて、よく飲み、豪快なアネゴ肌』
っていう私のキャラが確立されてしまって、

人の言動を気にする自分を出そうとしても
信じてもらえなかったり、
「またまた~」って受け流されたり。


結局、自分を演じてたからそうなったんだなって
今では思えるんだけど、
そのときはわかってないからしんどくなっていった。
自分で自分の首を締めてたね…


だから、私のキャラ

社交的な私は演じてるものであって、
人付き合いが好きっていうのも
そういう人間になりたいっていう
私の願望だったのかもしれない


って思うようになってたわけです。


実際、公務員を退職して、
個人事業主をするようになって
人づきあいの範囲も機会も狭まると、
すっごい気持ちがラクになった。

夫が長男で、年に数回は家に集まる親戚、
限られた自分のお客さま、
自分から親しくなろうと思う仕事仲間、
ごくごく限られた友人
っていう付き合いになったらラクすぎる。


親戚とのやりとりは、
ほぼ夫に任せて私はその場だけ合わせればいいし、
それ以外もサラッと付き合えたからかもしれない。


ちょっと濃くかかわるっていうか、
自分の内面を出していかないといけない関係って
いうのが私にはしんどかったのかもしれない。


で!

人づきあいって私は好きで得意って思ってたけど、
実は苦手だったんだ。

子どものころも一人で遊んでたし、
これが私の真実だったんだ。


そう自分のことを分析したのが
前職を退職した4年前。
それから、ほんの数か月前まで
こういうふうに自分のことを思っていました。


それがまた、自分への意識が転換したキッカケは、
1年ほど前から始まったことだった。

友人が一人で経営、運営している会社に
バイトに行くようになり、

別の友人の作品を委託を受けて
販売をするようになり、

近所の店で『ママ交流会』や『ミニマルシェ』を
主催するようになって


前職を退職してから避けていた、
自分を出していく必要がある人間関係が
また始まったんです。


自分を出さなくてもいいから大丈夫やろ?
って思われそうだけど。


バイト先の社長も、委託作品の作家も、
どっちも自分の在り方や考え方なんかを
ぐいぐい掘り下げてくるし、
自分のこともさらけ出してくるから、
サラッと流せない、逃げられない。


主催のイベントも、
店のオーナーさんとマメに調整して、
参加者さんともコミュニケーションをとらないと、
イベントがうまく回っていかない。


どれも自分からやりたくて始めたことだけど、
始めて数か月したら大反省したんですよね…

「あー、なんで手を出したんだ…」

バイトや販売は収入を増やさないといけない
っていう思いがあったからっていう理由はある。


でも、人間関係が煩わしくなってきた。

「いろいろめんどくさいな~」ってね…


動くのがイヤになったり、
やる気がゼロになったりしそうになったんだけど、
まあここ数ヶ月習慣にしてる瞑想にふけった。

そしたら、なぜかふっと
「生きてるな~、私」って思って。


ん?んん?生を実感したのか?


この気持ちを静かに眺めてみたら、

私にとって生きるってことは『人との関わり』


なんだってわかった。
気づいたっていうのかな〜


ちょっと大きく出るけど、

私にとって

人生とは、人間関係から生まれる

様々な葛藤や揺れ動く感情を味わうこと、


だったんです。

この言葉をもって自分の人生を振り返ると
『まさしく!』でしたよ。


そして、結論!

私にとって人付き合い、人間関係は、
苦手とか、1人が好きとか、
そういう次元じゃなくて、
人生そのものだった!!


好きとか嫌いとかじゃない。
なくてはならないもの、
ないと『生』を実感できないものだったんです!


これに気づいたら、
煩わしいと思っていた人間関係も
楽しめるようになってきた。

そして、
嫌われたり、相性が合わなかったりすることも
おもしろがれるように(気持ちのうえでね)
なってきました。


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