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「日本のトンネル」が怖い!!! (その話の分け…)

「北海道新幹線の羊蹄トンネル工事で虚偽報告 熊谷組ら4社 品質管理試験の回数足りず …」
テレビ北海道5/3(水) 17:22配信(記事)

この手の手抜きは…随分、以前から行われて来ています。
岩盤(山)が緩い現場では、岩盤を固める為の薬(品)注入するのですが…工事での利益を上げる為に、極端に行っていません。(薬剤を減らす事で大な利益でる。)
更に最悪なのは…役所に出す検査データを誤魔化す為に(岩盤を固める為の薬品の代わりに)水を注入して、検査データ(圧力テスト)を一時的に良く見せる方法を当たり前の様に多くのゼネコン(建設会社)、その下請け会社は数十年前から遣ってます。(土木工事におけるモラルハザード)

だから、その原因の為に起きる完成後(約1~2年後)のトンネル内に現れる「天井コンクリートのシミ」や、その後の「コンクリート壁のヒビ割れ」が…
日本全国における、多くの完成後のトンネル内のコンクリート壁に現れています。(多くのコンクリート壁の剥離事故が以前から多発生してます。)

正直言って、日本のトンネルで安心して通行出来るトンネルの数の方が少ないでしょう。

昔から、土木工事は…建設工事現場(ビル建設工事など)の様に大手設計事務所が現場監督に入りません。
だから、土木工事を請け負った下請け会社はピンハネ後の少ない予算で完成させる為に今も遣るのです。

この記事を見ている多くのトンネル工事に携わってきた工事関係者の方々に申し上げます。
「もう、悪い慣習から抜け出して、真面目にトンネル工事に取り組んで下さい。」
「日本のトンネルが…如何に危険なトンネルが多いかを良く知っている皆さんだからこそ、あえて私は言いたい!」
「今は、令和の時代です、昭和の悪しき慣習から抜け出して、真面目に生きて下さい。」

正直言って、私はスマホで、この記事を見て「びっくり」しました。
令和の時代に成っても、まだトンネル工事で手抜きが続いている事に…

バブル期の多くの土木工事を発注する側の公的役人達が様々な賄賂や接待を当たり前の様にゼネコン建設会社から受けていた事実も…既に本当に墓場まで持って行かれた方々も多くいらっしゃる事かと思いますが…
いまだに、こんな酷い手抜き工事が行われている事に…
とにかく「びっくり」です。

追伸。
泥棒する人(トンネル工事を請け負った工事関係者の手抜き行為に関わった人の事)の検査データを信じる愚かな検査システムでの慣習も改めるべし!
人命に関わる重大な問題です。
検査は公的な第三者機関で行うべし!


【記事紹介】
北海道新幹線の羊蹄トンネル工事で虚偽報告 熊谷組ら4社 品質管理試験の回数足りず(テレビ北海道) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/9753dd31ce77a03361350244a7ff20b20f40fa13

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