見出し画像

濃霧とワインが カラフルな街にした。

北欧(写真)も同じ理由なのかもねぇ…。
イタリアのベネチアでは隣り合わせで家(外壁)の色を同じ色にしてはいけないと言う法律が有り、赤や青や黄色…その中間色を含める…カラフルな街が存在していますが…その理由の面白さに感銘しました。
それは…1600年頃はカラフルな街並みではなかったのだと言う…、それがカラフルな街並みに変わったのは…街の多くの人々を支える仕事が漁業である街だった事に由来していると言うのである。

その(きっかけになる…)事件は冬の寒い日に起きたのだ。

漁師達は海の上で寒さを我慢しながら漁を続けるためにワインを飲みながら仕事をしていたのだ。

ワインは冷えた身体を内から温かくしてくれていたのだ。

当然、漁師は大漁を狙って日々頑張って(仕事を終えて)帰宅するのだが…その日は濃霧の為に街並みはモノトーンの様に霧に包まれてしまっていました。

その上での「ワイン酔い」も合わさり、多くの漁師達は他人の家を自分の家と勘違をして家の中へ…「ただいま!」と言って入って(何も言わずに家に入って来る漁師達もいたとの事…)行ったのだ。

当然、そこの家の家族達は…いきなり他人(漁師)が家に入って来るのだから驚いた。

しかも、この事(事件)は…何も一度や二度のレベルの話では無かったのだ。

この事(繰り返される珍事)に漁師街の人々は自分の家の外壁は、隣り合わせ…つまり、両隣とは異なる色でペイント(塗装)する事を街の法律(ルール)としたのだ。

それが今も守られている法律なのである。

北欧も多くのカラフルな街並みで…まるでメルヘンの国の中に迷い込んだ気持ちになる街で…
濃霧(多発)とワインを飲む漁師達の街だったのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?