8月の気になった言葉
人と何気ない会話をしているとき、すごく気になる言葉が出てくる時があります。多分、本当にただの会話なので言った本人も特に気にしていない言葉かとおもうけれど。その何気ない言葉から、たまに勝手に自分の想像がどんどん膨らむことがあって。そういった言葉を集めてみようかな。と、お盆休み最終日で時間があったので書いてみました。
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「深夜に車を運転している時は、山下達郎の曲を流すとすごく盛り上がる」
夜中に車を運転していて、何の曲をかけようか迷っていたときに出た言葉です。「??」となったので「何で?」と聞いてみました。すると「だって禿げてるんだよ」といわれて、真夜中のテンションもあって笑ってしまったのですが。よくよく考えると理由になっていなくてもう少し深掘りして会話をしてみたかった言葉。ただの悪口みたいになっているけれど。「禿げている」ことと「深夜の車の中」と、どんな繋がりがあるのか想像してみたいな。と感じました。少し癖があるけれど真似しやすい歌い方なので、真似のバリエーションが豊富にできそう。だから歌い方を真似しながら、運転するのが楽しいのかな?
「山盛りモヤシラーメンみたいだね。いくらモヤシ食べても麺が見えてこない感じ」
「人の意識は、言葉に出来る領域は5%にすぎず、残りの95%は自分では認識できていない」の非言語領域すごいあるよね。コミュニケーション難しいよね。の会話をしていた時出た言葉です。
この会話で面白かったのは、このもやし比喩ともう一つあります。人の意識の総量の差が会話していた方と、私と大きく違ったのも面白かった(下に凄く適当な絵を描きました)
・もやし比喩した人(左)→人の意識の総量はとてつもなく大きい
・わたし(右)→人の意識の総量はコップに入れられる飲み物ぐらい
だったので「人は5%の意識を言葉に落とし込んでいる」を「多い」と感じるのか「少ない」とかんじるのか結構な差が出てました。でもそのあと、ラーメンのモヤシ比喩の話になったので、隠れている部分=液体に浸かっているイメージは共通なんだなぁ。と感じました。
ちなみに、山盛りもやしラーメンの話をしていたら、結果「ラーメン福」(名古屋にある山盛りもやしが名物のラーメン屋さん)のもやしラーメン食べたいに会話が落ちていったので、ラーメン福のもやしラーメンってすごいなぁ。と勝手に感動しました。人は掘って掘って「まだ麺が見えない…」とか言いながら食べていく行為が割とすきなのかもしれない。とか。「ラーメン福」の麺は人の非言語領域を表現しているのか。とか。
「曖昧な予定を具体的にしようとすると、とたんにめんどくさくなる」
「こんど一緒にごはんたべよ」とか「また会おう」とかいう社交辞令の要素を含んだ言葉を流さず対応しても大体実現しないよね。の会話から出た言葉。具体的な事にしようとするとき、途端に「めんどくさい」と感じるエネルギーが体の底から湧いてくるけれど、この「めんどくさい」エネルギーは一体何でできているのか不思議に感じて、考えてみよう。思いました。「めんどくさい」の言葉を言い換えると「怠惰」なのかな?精神的なものからくるのか、それとも体力的な話なのか。イメージだけだと大体の生活は「めんどくさい」で出来ている様なきもするし…。
以上、8月の気になった言葉でした。