雨森

好きな時に好きなことを好きなだけ書き散らかす予定

雨森

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吉原彼岸花感想

時代もののゲームがやりたくて軽い気持ちで手を出したのですが、恐ろしいゲームでした。 タイトル通り江戸、吉原が舞台で、主人公は花魁です。攻略対象の男性は6人いて、主人公の客だったり、同じ遊郭で働いている人だったりします。 ちなみに私はswitchのソフトでやったのですが、元々PCゲームで、そちらはR18のようです。テーマがテーマなのでさもありなんという感じ。 これから書く記事は、未プレイの方の参考になるようなものでは一切なく、ただただプレイ時の感想を書き連ねたネタバレ満載の

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    • ピオフィオーレの晩鐘1926感想2

      サブキャラについての別記事を書きます、と言ってから3年経っていることに慄きました。時の流れが早すぎて恐ろしいです。有言不実行になっていて申し訳ないです。 これは言い訳なのですが、あの後、すぐに記事を書こうとはしたものの、うまくまとまらない上に面白くないような気がしてずっと放置していました。 どうしようかなと思ったのですが放置したままというのも気がかりですし、だからといってゲーム終了直後と同じような熱量で語ることも難しいので、ゲームプレイ当時の感想メモを抜粋して載せてみようと思

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      • 私の男友達には秘密がある-9

        導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-8 「このまま、もう少しだけ、話聞いてくれる？一人で考えてても、埒があかなくて」 サンドイッチをひと口食べた後、琴音は途方に暮れたように眉尻を下げてそう言った。蓮は、もちろん、と一も二もなく頷く。ありがと、と小さな声が落ちた。 「なるべく早く普通になるためにはどうしたらいいんだろう、と思って……私が変な態度取ってるから、椋真さんにも申し訳なくて……」 琴音はもどかしそうにため息を吐いた。自分の感情が

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        • 私の男友達には秘密がある-8

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-7 琴音がキッチンから出ていき、椋真も蓮がいたことに気づいて、眉尻を下げて苦笑した。 「ごめんね、騒がしくしちゃった。今片付けちゃうから、ちょっと待っててね」 「あ、いえ……だ、大丈夫ですか」 「うん。大丈夫……あ、危ないから入って来ないでね。破片が飛んでるかもしれないし」 自分はどうすれば、と蓮がドアの前で狼狽えていると、椋真が察したように口を開いた。 「そうだ、琴音ちゃん指切っちゃったみたい

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        吉原彼岸花感想

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          私の男友達には秘密がある-7

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-6 水族館に行ってから数日、今日は琴音の家で勉強会の日だ。 週末には遊ぶ約束も取り付けているため、夏休みに入ってからというもの専ら琴音とばかり顔を合わせている。こんなに頻繁に友人と会うことはなかったため、家族にはすっかり「初めてできた彼女と会っている」と認識されている。蓮としては願ってもない状況だった。 ＊ 一度来たから覚えているだろうと思い駅までの迎えは断ったが、大通りから細い路地に入ったあたりで

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          私の男友達には秘密がある-7

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          ピオフィオーレの晩鐘1926感想

          前回のピオフィricordoの感想、自分用の覚え書きのつもりで書いてたんですが、記事の閲覧数？(先日初めて気づいた)を見たらなんと私が書いたものの中で一番読まれていたことが発覚したので、今回はもう少しちゃんと書こうと思います(汗) まだコンプリートした訳ではないのですが、個別ルートとalternativaのニコラ、アンリルートは終わったのでとりあえずその分だけ書こうかなと思います。 今回とあるサブキャラに狂って以来様子がおかしくなっているので、ざっと個別の感想を書いた後そ

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          ピオフィオーレの晩鐘1926感想

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          私の男友達には秘密がある-6

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-5 琴音の家に行った日から一週間が経った。 幸い、琴音の母親にはきちんと恋人だと思ってもらえたらしく、帰り際にはまたいつでも来てね、と誘ってもらうこともできた。とりあえずの目的は達成したが、カモフラージュの継続のためにも、琴音の家には定期的に(勉強会も兼ねて)行くことになった。 今日は水族館に行く約束をしていた。駅前で落ち合って一緒にレジャー施設へ向かう。一応、琴音の友人に対するフォローも兼ねた擬似デ

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          私の男友達には秘密がある-6

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          私の男友達には秘密がある-5

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-4 蓮は、見慣れない駅のホームへ降りると、きょろり、と視線をさまよわせた。案内板を見つけ、北口と書いてある方向の階段を昇る。一段一段踏みしめながら、そわそわと落ち着かない胸を服の上から撫でた。手土産の入った紙袋を持つ手は少し湿っていて、もう片方の手を服の裾で擦ってから持ち替える。階段を昇り切って、改札が見えたところで、気合を入れるようにして深く息を吐く。 琴音は、改札脇の柱にもたれてスマホをいじっていた

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          私の男友達には秘密がある-5

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          私の男友達には秘密がある-4

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-3 所謂付き合うフリを始めて早数週間、2人の噂はすっかり校内に広まっていた。琴音はといえば、それまで全く関わりのなかった同級生から、果ては顔すらも知らないような先輩後輩まで、色々な人に噂の真偽を確かめられることが増え、蓮の顔の広さにもはや感心していた。当の本人に自覚はないようだったが。 しかし、変わったことといえばそれくらいで、2人は至って平和な交際(偽)を続けていた。登下校を共にし、休みの日はたまに遊

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          私の男友達には秘密がある-4

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          私の男友達には秘密がある-3

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-2 付き合うフリをしよう、と言ったはいいものの、恋愛経験は2人揃って皆無だった。付き合っている2人がしそうなこと、と考えて、とりあえず下の名前で呼び合うことにし、朝は途中で待ち合わせて一緒に登校することにした。 ＊ 翌朝、琴音と並んで教室に入った蓮は、早速隆人と遼二に詰め寄られた。 昨日の今日で付き合うことになった、とは非常に言いにくかったが、友人たちに話さなくてはフリをすることにした意味がない。蓮

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          私の男友達には秘密がある-3

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          私の男友達には秘密がある-2

          導入：私の男友達には秘密がある-0 前話：私の男友達には秘密がある-1 初めて心を許せる友人ができ、何を気にすることもなく思ったままのことを喋れるようになって、蓮はすっかり浮かれていた。琴音に予定がない時は下校を共にし、帰宅してからメッセージを送り合い、休日にも誘いをかけるようになった。 これまで、体裁を整え、誰とも当たり障りなく接し、特定の友人も恋人も作らずにいた蓮が、これほど一人の人間と一緒にいることは初めてだった。そう、初めてだったのである。 それが第三者の立場

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          私の男友達には秘密がある-2

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          私の男友達には秘密がある-1

          前話：私の男友達には秘密がある-0 琴音と蓮がこうして話すようになったのは、数ヶ月ほど前のことだった。 進級して一月ほど経ったその頃、放課後の教室で、蓮は想い人と二人っきりになっていた。蓮が日誌を提出して戻ってくると、当時の片思い相手が教室で居眠りをしていたのである。 この時のことを、後に蓮は「魔がさした、という事象をあんなに体感することになるとは思わなかった」と言う。簡潔に言うと、誰にも見られていないその状況で、通常なら許されないであろう距離まで顔を近づけ、想い人の顔

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          私の男友達には秘密がある-1

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          私の男友達には秘密がある-0

          放課後、自分たち以外に人のいない教室で、あまり親しくない女子に恋バナを持ちかけられた場合。少しの期待が頭をもたげるのは、仕方のないことではないだろうか。 じっと見つめてくる視線に、佐藤は頭をフル回転させながら言葉を探していた。 「好きな人とかいるの？」と聞かれたのが、ほんの十数秒前。それを聞いてきた張本人──金原琴音は、クラスメイトだった。 金原は大人しめの印象で、言葉を交わしたことも数える程度しかない。今だって、たまたま忘れ物を取りに来た教室に、金原が一人で暇そうに携帯

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          私の男友達には秘密がある-0

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          ピオフィオーレの晩鐘ざっくり感想

          ピオフィSwitch完走しました〜 vita済みだったので後日談から読もうかな〜とか思ってたんですが、結局本編からやりました！改めてやるとやっぱり面白かったです☺️ 個人的には好きな乙女ゲームランキングtop3に入るくらい好きです！言うてそんなにたくさんゲームやってるわけじゃないけど。乙女ゲームとか初めてまだ2、3年とかしか経ってないけど。 (余談ですが一番好きな乙女ゲームはCode:Realizeです。ルパンがかっこいいし何よりカルディアちゃんがかわいい) 個人的に

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          ピオフィオーレの晩鐘ざっくり感想

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          比較対象を他人から過去の自分にすると少し楽になるかもしれないという話

          私は小さい頃から絵を描くのが好きでして。 描くことが好きだったし、自分はそれなりに上手いと思って生きていたんです。でも極度の恥ずかしがり屋なので(自分で言うな)、描いた絵を人に見せることが苦手で、描いても自分で満足するだけで、たまーーに親に見せる程度でした。 まぁそんなだったので、当然自分の絵が客観的に見てどうか、などということは考えたことがなかったのです。自分で自分の絵はそこそこ上手いと思っていたので、それで満足して、終わり。 でも年を重ねるにつれて、漫画家さんみたい

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          比較対象を他人から過去の自分にすると少し楽になるかもしれないという話

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          今日読んだ漫画の感想みたいなもの

          ＊テリトリーMの住人7巻、LIFE SO HAPPY3巻のネタバレがすごいです ・テリトリーMの住人7巻 よ、読んだ〜〜読みましたぁぁ…… この漫画読み終えるといっつももどかしさにゴロンゴロンしたくなります…… 以下ネタバレです やっと……！ついに……！ここまで長かった！ こまちゃんいくまおめでとう〜〜！！ もう二人のもだもだにどれだけヤキモキしたか……！いくまがはじめ断った時はちょおおい！！！といくまの両肩を掴んで激しく揺さぶりたい衝動に駆られましたが、いやぁ

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          今日読んだ漫画の感想みたいなもの

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