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なぜ漫画や音楽は、リピート率が高いのか?

漫画や音楽って、何度も読んだり、聴いたりしますよね?一方、映画やドラマは何度も観たりしないですよね。このリピート率には、どんな法則があるのでしょうか。シータ先生が考えたことをまとめます。

今日から、朝投稿に変えようと思います。(何度も投稿時間を変えてすみません。)

理由は、読んでくれる人の層が広がると思ったからです。

朝投稿すれば、朝にカテゴリ内の人気記事に載るので、そこから読んでくれる新規の方もいるという仮説です。これからは、朝の7時ぐらいに投稿します。

さて、今回のテーマは、「なぜ漫画や音楽は、リピート率が高いのか」です。

僕自身は漫画はあまり読まないのですが、漫画を読む人って、1回だけではなく、何回も同じ巻や同じシーンを読んだりしませんか?

僕の弟がまさにそれで、他にも漫画を買って読んでいる人はそんな印象があります。

また、音楽でも同じですね。「1回聴いたから、もういいや」とはならず、何回も同じコンテンツをリピートしています。

一方、映画やドラマはどうでしょうか?

一部の映画通やドラマ通を除けば、1回観たら満足したという人が大半なのではないでしょうか?だからこそ、DVDを買わずにレンタルしたり、Netflixのようなサブスクが成立するのだと思います。

では、なぜリピート率に差が出るのでしょうか?

色々と考えてみると、「リピート率多」と「リピート率少」には線引きができる共通点がありました。それは、、、

ファンがいるかどうかです。

音楽や漫画に付くファン

音楽や漫画って、圧倒的なファンがいますよね。音楽について言えば、プロのミュージシャンだけでなく、路上ライブをしている人にもたくさんのファンが付いていることがわかります。

実際、YouTubeに投稿されている物をみていると、手を組み合わせて祈るようなポーズをとりながら、聴いている人もいました。

彼らが創り出した作品でないカバーでも、彼らが歌うものに人々が魅了されているのが見てとれます。

また、漫画にも圧倒的なファンがつきますよね。実際、今公開中の劇場映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」では、公開から17日間で157億円を突破したそうです。(観客動員は1189万1254人)

歴代の興行収入ランキングでは、すでに「アバター」や「崖の上のポニョ」を超えています。

このご時世に、こんなにも映画館に足を運ぶ人が多いのは、「鬼滅の刃」という漫画に圧倒的かつ熱狂的なファンがいるからと言えるでしょう。

ドラマや映画のファンは?

では、ドラマや映画のファンはいますか?

あまり聞かないですよね。ドラマや映画に圧倒的なファンがいるかと質問されて、首を縦に振るのは難しいでしょう。

次のランキングを見てください。これは、歴代ドラマの視聴率ランキング(1980年〜現在まで)です。この中で、ファンになっている作品はありますか?

1位 おしん
2位 積木くずし
3位 独眼竜政宗
4位 武田信玄
5位 HERO

その作品に出ていた俳優のファンはいても、作品のファンは視聴率1位でも、そう多くはないでしょう。

やはり、一般的な映画やドラマには、ファンは生まれにくいのです。

ファンが生まれるには

ファンが生まれる要因として、「コンテンツが継続的かどうか」というのがあると思います。

実際、漫画やアーティストは長い年月をかけて、作品を作り続けています。

たとえば、誰でも知っている人気漫画として、「ワンピース」があると思います。「ワンピース」は、1997年に連載が始まっているので、現在まで、20年以上も毎週、継続的に作品が生み出されています。

また、人気アーティストの多くは、死ぬまで活動を続けます。継続的にコンテンツを生み出していくことで、ファンが生まれてくるのです。

だからこそ、一度きりの作品にはファンは生まれにくいのです。

リピート率の高いコンテンツ

まとめると、リピート率の高いコンテンツを作るには、ファンになってもらいやすいコンテンツ作りが大切になります。そして、ファンになってもらうためには、継続的にコンテンツを生み出す必要があります。

最近は、テレビタレントよりもYouTuberが人気を博す時代になりました。これを今回の話に置き換えて考えてみると、次のようなことが言えます。

テレビタレントは番組の一部に過ぎず、YouTuberは継続的にコンテンツを生み出している。

また、タレントの中には、ラジオをやっている人もいます。毎週継続的に届ける、彼らだけのコンテンツにファンが集まっています

どこかで、ラジオをやっている人には、出待ちのファンが多いというのを聞いたことがあります。

音声コンテンツにはファンになる要因があるのかもしれませんが、毎週継続的に届けていることも理由のひとつなのだと思います。

最後に

僕自身も、リピート率の高いコンテンツを意識して、これからも取り組んでいけたらと思います。

そして、これからも、たくさんの新しい挑戦や情報発信を続けていきます。応援よろしくお願いします。

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