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時間を断捨離する話。

 7月に入ってから、無駄な時間の使い方をしているのではないかと考えるようになった。いつの間にか、時間が過ぎていくのを感じるようになったからだ。

 おそらく、これは僕だけではないと思う。テクノロジーが進んで、便利になればなるほど、意図しないところで何かを奪われているような気がする。恩恵によって何かを得ると同時に、大切なものを失っているのかもしれない。今日気づかされたのは、時間だった。

 僕たちは、自分たちが意図しないところで、無駄な時間を過ごしてしまうことがある。1日は24時間だし、1年は365日。数字にすると長い気がするけど、あっという間に過ぎ去ってしまう。

 これには、色々と原因があると思う。僕の場合、大きな原因はYouTubeにあった。YouTubeのアルゴリズムの都合で、少しでも検索したり、動画を見たりすれば、すぐにその動画に関連した動画が表示されるようになったからだ。

 たまたま流れてきた、切り抜き動画を見ただけなのに、YouTubeからのオススメが同じ人の切り抜き動画で埋まってしまう。短い動画だし、もしかしたら役立つかもと思って見てしまうと、気づいたときにはかなりの時間を奪われていた。

 インターネットの恩恵を受けるということは、時間を奪われる代償を負うことになるのかもしれない。もちろん、これはしょうがないことで、Googleだって多くの人にアクセスされなければ商売が成り立たないわけで、いかに僕たちの時間を奪うかを考えていると思う。いわゆる、可処分時間を。

 そして今日、YouTubeの設定をいじっていたら、面白い機能を発見した。それは、「履歴の管理」の設定画面から再生履歴と検索履歴を保存しないというもの。これによって、何か動画を見ても履歴が残らなくなる。つまり、履歴をもとにYouTube側からレコメンドされることがなくなった。

 もちろん、これにはメリットとデメリットがある。メリットは、ホーム画面に自分がチャンネル登録している動画がたくさん表示されることだ。これによって、自分が本当に見たいと思って登録したチャンネルの動画を見ることができる。そして、デメリットは、再生履歴が残らないので、途中で視聴をやめても、続きから見ることができない。良くも悪くも、履歴が残らないのだ。

 僕は、この機能を使って、時間を断捨離したいと思う。必要のない時間を切り捨てることができると思う。もちろん、今回話したのはYouTubeに限った話だが、他にも時間を浪費している部分があると思うので、生活を見直していきたい。

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