「罪悪感」を感じたときは、その裏にある「愛」を見よう。
こんにちは。天宮です。
日々生きていると、
「仕事でやらかしてしまった。迷惑をかけた」
「友達にひどい態度を取ってしまった」
「子どもにきつくあたってしまった」
など。いろいろな場面で
「罪悪感」を感じること、ありますよね。
とても、いやーな体感をもたらしてくれる
「罪悪感」。
でも、
「罪悪感」を感じたとき。
その裏には必ずといっていいほど
「愛」がある
って、ご存知でしたか?
今日は、
このいやーな「罪悪感」を感じたとき。
その裏にある「愛」に
目を向けてみませんか?
というお話です。
■ひとり暮らしの親に感じている私の「罪悪感」
天宮はいま東京に住んでいますが
実家は北海道です。
母が3年前に他界し、
現在は80代の父が
実家でひとり暮らしをしています。
母が他界したばかりの頃。
父は毎日のように
私に電話をかけてきていました。
最初の頃は私も毎回電話に出ていたのですが
あまりに頻度が多いため
だんだん億劫になり……。
私は次第に
居留守を使うようになっていきました。
心の中で
めちゃめちゃいやーな
「罪悪感」を感じながら……。
☆
普通なら、
この「罪悪感」に
どっぷり飲まれてしまうところです。
でも天宮は、
「罪悪感」を感じとき
この「罪悪感」の奥には
お相手に対する
どんな想いがあるんだろう。
と、考えてみることにしています。
このとき出てきたのは
「80代なのに、ひとり暮らしをさせてごめんね」
「一緒にいてあげられなくてごめんね」
「私はなんて勝手な娘なんだろう」
という、父に対する
「申し訳ない」。
という想いでした。
■「申し訳ない」の奥に見つけた父への「愛」
この「申し訳ない」という気持ちを見つけたとき、
私はこう思いました。
ああ、私は本当は、
お父さんの側にいてあげたかったんだな。
お父さんがさみしくないように
一緒にいて、いつも話を
聞いてあげられたらいいのに。
そんな風に思っていたし
そうできていない自分を
責めていたんだな。と。
そして、
私が感じているこの「罪悪感」も
ベースは「愛」である
ということを、
改めて感じたのです。
そうしたら
父の電話に出なかった自分を
ちょっとだけ許すことができました。
☆
基本的に
お相手への「愛」がないところには
「罪悪感」は生まれません。
たとえば、
仕事でミスをして
「罪悪感」を感じたなら
そこには、
会社や、職場の同僚に対して
もっと役に立ちたかったという「愛」があります。
子どもを叱ってしまって
「罪悪感」を感じたなら
子どもに対して
もっといいお父さん、お母さんになりたかった
という「愛」があります」。
友だちにひどい態度を取ってしまい
「罪悪感」を感じたなら
友だちをもっと大切にしたいのに。
という「愛」があるのです。
☆
いま、あなたが誰かに対して
感じている「罪悪感」。
その裏には、
誰に対する
どんな「愛」がありますか?
「罪悪感」はときに、
その対象となる人を
遠ざけてしまうことがあります。
それは、お相手を
傷つけたくないからです。
というわけで、
これもまた「愛」でしかないのですが。
愛ゆえに、大切なひとを
遠ざけてしまうなんて
あまりにさみしいですよね。
だから、そうなってしまう前に
あなたの「罪悪感」の裏にある「愛」を
見つけてあげてもらえたら嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただき
どうもありがとうございました。
あなたが、自分の中にある
大きな「愛」に
たくさん気づけますように。
天宮一美
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