フルーツニンジャしてたら就活が終わった話🍓🍊🍎🍏🍒🍈
あすあす
これは大学生活終盤から就職した時の物語である。
あれは大学生活も残り僅かな11月頃でした。
今日も張り切ってゲームしながら夜はアニメみるぜ!と意気揚々と近くのスーパーに食料調達に行く事に。
あれは今でも鮮明に覚えています。
確実にあの日は人生のターニングポイントでした。
その日は何故かいつもと違う曲がり角からスーパーに向かった僕は大学の友人と鉢合わせるのでした。
おー!久しぶり!何してんの?え?ハローワーク行くの?
この時何故か直感で
(あ、ここ人生のターニングポイントだ!)
と感じ取り
じゃあ俺もついて行くよ〜
と決断するのであった。
ハローワークに着いてもやりたい事も無いので取り敢えず友達が求人を探しているのを後ろから眺めていました。
ちょっと退屈になりこの時ガラケーからスマホに切り替わりつつある時代で僕はフルーツニンジャに夢中でした。
スマホ画面からフルーツが飛び出してきてスワイプで切り続けて爆弾がランダムで出て来るのですが、切ってしまうとダメなあれです。
自己新記録が出そうなタイミングで友達が何か求人を印刷した様子でした。
印刷内容もちゃんと見ないウチに
あ!ごめん!俺のも一枚同じの印刷して!
と言い友達に出してもらいました。
自己新記録は後一歩届きませんでした。
こんな適当に会社決めたアンポンタンいますか?
いたら美味しいお酒が飲めそうですね。
ほんで沖縄に友人と2人で面接に行きました。
会社名は愚か会社の場所も確認しなかった僕は後で後悔したのですが、実家から車で1時間かかる距離に会社はあったのです。
友達は本命の会社では無く本命の会社での面接に向けて練習、滑り止めとして選んだ会社だったのであった。
まぁいいやと思いもう申し込んでるから行きました。
面接官も同じ大学から2人きて一緒に面接受けると1人は落ちるけどどうする?
と聞かれ
ハハハ、ですよね笑
彼とって下さい、私はただ着いて来ただけなのでと正直に話すと面接官も爆笑
世間話をして面接は終わりました。
結果から言うと2人受かっていたのですが、友人は別の会社へ行きました。
僕はと言うと暑い沖縄でスーツ着て就活するのが嫌だったのでそのまま入社しました。
今はその会社から転職しているのですが、今の僕があるのは間違い無くあのスーパーの曲がり道だったと確信しています。
あの日いつも通りの道を歩いていたら
あの日家を出るタイミングが遅れていたら
あの日お肉の特売日じゃなかったら
もしかすると、今の自分の子供もバタフライ効果で出会わなかった可能性もあるわけで。
あれは絶対に人生のターニングポイントでした。
フルーツニンジャしてたら就活終わった話。
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あーす
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