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集英社の季刊誌『kotoba』2022年秋号で、杉田敏さん、大杉正明さん、遠山顕さんの鼎談を見ました。

集英社の『kotoba』2022年秋号 を見てみました。

今回の「特集」は「やがて愉しき外国語」と題されています。

(季刊誌で、その都度、「特集」が組まれます。評論対象は文学だったり、映画だったり、いろいろです。)

外国語系では、2019年春号に「特集 日本人と英語」というのがありましたが、久々の語学特集ということになるでしょうか。

詳しくは集英社の当該サイトを見てみてください。

https://kotoba.shueisha.co.jp/#fragment-1

このサイトによれば、「やがて愉しき外国語」の問題提起(?)には、

・私たちはなぜ外国語を学ぶのか?
・日本人はどうして英語にこだわるのか?
・英語以外の外国語を勉強する意味とは?
・デジタル時代に、そもそも外国語学習は必要なのか?
・外国語学習についての疑問への答えを探し、日本ではなかなか実感できない、言語の多様性についても考える。

という言葉が並んでいます。

語学に興味のある人が引きつけられる話題ですね。


どんな内容があるかというと…

例えば、「ラジオ英語のレジェンドが語る「日本人と英語」」というテーマで、NHKラジオ講座で人気講師であった杉田敏さん、大杉正明さん、遠山顕さんの鼎談があります。

(これについては、最初の部分だけならば、上のサイトで見られます。)

英語を使い、教え、それを高水準の内容で続けてきた達人が英語をどう考えているか、英語学習をどう見ているか、最近の英語の変化をどう捉えているか、など、興味深い内容でした。

これは特別企画なのだと思いますが、それ以外は執筆者が寄稿した文章になります。

どんな人が寄稿しているかは、そのサイトで確かめてみてください。

そのうち、

ロジャー・パルバース/アメリカの青年はなぜロシア語を学んだか?
高野秀行/語学は魔法の剣!
キリーロバ・ナージャ/多言語話者ナージャの発見

の3編は、最初の部分だけサイトで公開しています。


紙面の様子を見て気になったら、実際の雑誌を手にとってみてください。


この小文がみなさんと本との出合いの一助になれば幸いです。


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