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容姿端麗アイコンだとコミュ力が上がるかもって実験の話

こんにちは、あまくちです。
突然ですが皆さんはSNS等でどのようなアイコンを使ってますか?
好きなアニメキャラ、オリジナルの絵、ペットの写真、自分の趣味の写真、自撮り写真、などなど色々な方がいるんじゃないかと思います。
(例の順番から根暗な感じが滲み出てしまった。)
実はそのアイコンがあなたのコミュニケーション能力にも強い影響を与えてるのかもしれません。
「そりゃ『セルフイメージが強化されるから』でしょ?」というのももちろんあると思いますがその他にも意外な影響からコミュニケーション能力に変化が生まれるようなんです。
そんな話を1977年のマーク・スナイダーたちの実験から考察していこうかなと思います。

まず実験内容の説明から
1,男女のペアを作り電話をしてもらう。
2,男性側の被験者には女性のプロフィールに顔写真が与えられる。
ただし実際の通話相手の女性の写真ではなく「美人」と「美人とは言えない人」の写真を与えられている。 
※女性はそのような写真を見られていることを知らないし男性の写真も与えられていない。
3,通話のあとにお互いの印象を評価する。
4,この会話の女性の音声を2の手続きを知らない男性に聴いてもらい女性の印象について答える。

要は男性は美人だと思ってる相手にはどう振る舞うのか?また女性はそれにどのような影響を受けるのかってのを調べた実験なわけです。

この実験の結果は以下のようになりました。
・男性は通話を始める前から美人(と思ってる女性)に対してポジティブなイメージを抱く。
・男性に美人だと思われている女性はより友好的で魅力的な振る舞いを見せた。

つまりメチャクチャ雑に要約すると
『魅力的な人として扱われたことで魅力的な振る舞いをするようになった』
ということです。

(男女逆パターンの実験の情報は出てきませんでした。40年以上前の実験だし許して。)


そしてこの実験からエッセンスを抜き出し、現代に使えるよう変換するとこのようになります(※個人的な解釈、考察です)。
・SNSなどでは美男美女、かわいいアイコンなど好意的な感情を抱くアイコンを使うと他人はあなたが魅力的な人間であるように振る舞い、結果的にあなたもそれに応じてコミュ力が上がる。
・顔の見えない相手も容姿端麗だと思いこんで接すると相手は魅力的な振る舞い(誠実であったりユーモラスであったり)などをする確率が上がるので気分良く交流できる。

文章書いてて薄々気づいてたんですがこれ錯覚資産の考え方と本質的に同じですね。

そういえば昔やってたネトゲなどでも魅力的なアバターを使ってる人ほど周りの態度も友好的で行動も好意的に解釈されやすかったのを思い出しました。

久々に文字を書いたのでとても疲れました。
もっとこのテーマで書きたいことあったはずだけど疲れたのでリタイアです。
僕も適当なフリー素材でイケメンアイコンにしようかな。
そうそう、上の実験に関連した情報はハロー効果や自己成就的予言などで調べると出てくると思います。

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