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コーチングを受けた話 その後

今月初めに受けたコーチングの中で自分の軸の一つに『出会い』があり、現在その軸に沿った状態でないことが明らかになったので、それを見直してみたという話。

私には持病があり、長距離の移動には車いすを必要としている。今の仕事に就く際には在宅メインという形で雇用されたものの、最近の新しい仕事の内容やそれに対する自分の習熟度などを考えるとしばらくは出社の回数を増やしたいという気持ちをうっすら持ちながら、あまり仕事の効率を上げることができず、家で思い悩む時間ばかり増えていた。

コーチングセッションの後、『今の状態は自分の軸に沿った状態ではない』と認識できたので、思い切って出社の回数を少し増やしてみた。

それなりの下準備は必要だった。ラッシュでけがをしたり怖い思いをしたりしたら元も子もないので、混雑が始まるよりも早く出社してコアタイムが過ぎたら早目に帰ることを徹底し、いつも乗る電車とホームの段差を車両ごとに確認して一人でも比較的乗り降りしやすいドアを探したりするなど、通勤に伴う障壁を解消するためにいくつかやらなければならないことはあったが、結果的には気持ちが楽になった。

部署の人と直に会ってちょっとしたことでもすぐ話すことができるため、問題解決までの時間が短縮できた。また、周囲の雰囲気が体感できたおかげで誰が何に困っているか、自分が役に立つことはどんなことかなどを考えるきっかけにも繋がり、今まで思い悩むことに使っていた時間を新しい仕事に充てることができそうだ。

もちろんこれは個人的な仕事内容や習熟度の話なので、『在宅ワークは仕事のできが良くない』というような解釈は絶対にしてもらいたくない。

今回のことは成功体験として残り、もしかしたら他の軸に対してももっと沿っていくことができるかもしれないという気持ちが出てきた。


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