サンプル無料公開★自己肯定感に関するテキスト「心が傷つきやすいあなたに知っておいてほしい大切なこと」★

１．はじめに：傷つきやすいあなたへ

誰かの何気ない一言に傷つくことってありますよね？

傷ついて、苦しんだり、悲しんだりして、そのことを誰かに相談してみたら、気にしすぎだと笑われて、さらに落ち込んだり。

どうしてわたしはこんなに傷つきやすいのかと悩んだことはないでしょうか？

“傷つきやすいのは、自分が弱いから？”

いいえ、決してそうではありません。

弱いというよりも、あなたはひとよりちょっとやさしすぎるのかもしれません。

もし傷つけられる原因があなたのやさしさだとしたら、やさしいひとであることをやめる必要はまったくありませんよね？

むしろそのままやさしいひとであってほしいと私は思います。

“けど、これ以上は傷つきたくない！”

たしかにそれもそうですね。

大丈夫、やさしいままのあなたが傷つきにくいひとになれる方法があります。

“もっと強くなりさえすれば傷つかなくても済むの？”

たしかに強くなれたら、それだけ傷つきにくくもなるかもしれません。

もしあなたの心がダイヤモンドのように固ければ傷つくこともないでしょう。

けれども、生身の心を持つ私たちは、傷つきもすれば、怒りもするし、笑いもすれば、泣きもする。それがひとというもの。

どれほど強くなったとしても傷ついて血の一滴も出ない人間になんて到底なれっこありません。

やさしいままのあなたらしさを損なうこともなく、強くなれなくても、傷つきにくいひとになれる方法があるとしたら、あなたはそれを知りたいですか？

その方法とは、ずばり「自己肯定感」を高めることです。

「自己肯定感」を高めることで、心は傷つきにくくなり、また気にしたり、くよくよしたりすることも少なくなります。

このテキストでは、「自己肯定感」について学び、ひとの心が傷つくとき、何が起こっているのかを見ていきます。

傷ついたときの心の動きに着目していくことで、自分を苦しめているものの正体が見えてきます。

自分を苦しめている正体を知り、あなたの感情や考えにあるクセを直していくことで人間関係に悩まない力、すなわち「自己肯定感」を高めることができます。

最後に「自己肯定感」を高めるヒントも紹介します。

「自己肯定感」は、日々の取り組み次第によって、じわじわと高まっていきます。

「自己肯定感」を高めることができたと実感が得られたら、それを継続して続けることが重要です。

それでは、一緒に学んでいきましょう。