初めて会社員になる君へ#9-1研修

新卒採用で入社した場合、普通は新人研修があります。余裕のない小さい会社だと入社、即配属、教育はすべてOJT(=先輩について仕事しながら覚えるやつ)というかもしれませんが、あまりにもあまりなので、もうちょっと余裕があり、新人を大切にする会社を探したほうが良いかもしれません。

それとは対象的に、総合職採用だけど最初の3年は工場で現場研修!夜勤もあるよ!なんて会社もありますが、その会社でがんばろうと思っている場合、今後の仕事に、現場研修は絶対に役立ちます。

では、工場や店舗などの現場研修の上手な乗り越え方を伝授します。

新入社員が現場にいくと、誰かしらがマウントをとってくることを想定しておきましょう。そんなどうでもいい事にいちいち腹を立ててはいけません。

まず仕事の流れを把握しましょう。何がインプットされ(材料や情報)、どんなプロセス(工程やフロー)を経て、何をアウトプット(出荷や販売)するのか、実業務は何なのか?一見複雑そう、難しそうに思える現場でも、実はそれほど難しくありません。

現場の先輩たちは、いかにも自分たちが難しい事をやっているように見せかけるかもしれませんが、要は何?という所を早々に把握しましょう。

逆襲はまだです。

全体の流れ、自分の実務を覚えたら、次に慣れることが必要です。わからないこと、コツが必要なことは、どんどん質問しましょう。気のいい先輩が教えてくれます。慣れと同時に正確さやスピードが必要な作業もありますので、意欲的にとっとと習得しちゃいましょう。

「わからない」「できない」「教わってない」という受け身スタンスはやめましょう。理解して、出来るようになって、質問するのです。

現場によっては、技能習熟だけではなく、時間の潰し方を身につける必要があるかもしれません。それらしく時間を経過させる術も習得しましょう。

数ヶ月もすれば、教えてくれた先輩と同じ精度・スピードで仕事が出来るようになると思います。実は現場仕事は殆どの場合「単純」です。「俺たちしか出来ないオーラ」を出している職場もありますが、ほとんどの場合、オーラだけです。笑顔で、とっとと、現場の技能を習得してしまいましょう。

研修が終わるまでには、最初マウントをとってきた先輩を「仕事内容」で見返す勢いが大切です。(必達目標w)

研修の大切な要素は、技能習得だけでなく、現場との人間関係の構築です。それは次の記事で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?