初めて会社員になる君へ#9-2研修

新人の現場研修について語ってます(いや書いています)。#9-1では現場の業務は基本的に標準化されているので単純だからとっとと習得してしまおう!という事を書きましたが、現場研修のもう一つの重要な要素は、人間関係の構築です。

結局の所、会社の利益につながる製品やサービスを生み出しているのは現場です。だから、現場は会社のメインとなる部分です。

そこの業務を体験するだけでなく、その業務に携わっている人との繋がりを作っておくと良いのです。

会社の規模が大きくなるほど、他部署の人とつながるのは困難です。現場研修で現場の人とつながっておけば、将来なにかを相談したり、質問したり出来ます。

たとえば将来管理・間接部門や営業に配属された時に、「これどうなの?」と思うアイデアを思いついたり、得意先から質問を受けたり、企画を立案する時に、現場を知っている人に直接聞けるのは、強みになります。

あなたが思いもつかない視点や、知識、予想を聞くことが出来るかもしれません。

よくドラマでそういうシーンありますよね。本社の社員が研究室や工場の人と親しくて、「なるほど」というアイデアをもらって上手くいくみたいな。そんな感じです。

基本的に現場の人は、性格や人柄よりも、仕事が早い人や一生懸命な人を認めます。現場研修で意欲的に技能習得をしていれば、親しみを抱いてくれるでしょう。研修は他部署の人と親しくなる絶好のチャンスです。色々な部署に電話やメールできる先輩を見つけておきましょう。きっと強い味方になってくれます。

次回は、取引先について書きます。

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