はじめに
この記事は、課題レポート作成ガイド【STEP7:課題レポートの総仕上げ】です。
これまでの記事では、課題レポートの①-⑤を作成してきました。
今回は、作成したレポート全体をまとめ、提出に向けた最終チェックを行う方法について解説します。
1. ①-⑤の内容を見直す
【STEP1-6】では、①~⑤の項目を細分化し、それに対する回答を文章としてまとめました。ここでは、各項目の内容が具体的かつ一貫性を持って記述されているかを見直します。その際、以下のポイントに注意して確認しましょう。
一貫性:各ステップの内容が矛盾していないか、ストーリーラインが一貫しているかを確認します。
具体性:具体的な事例やデータを用いて説明されているか、抽象的な表現が多すぎないかをチェックします。
論理性:論理的な展開になっているか、説明が飛躍していないかを確認します。
① どのようなことを地域の課題と考えているか
② 志願者自身がその課題があることを意識したのはなぜか
③ その課題に関連して今までどのような活動を行ってきたのか
④本学のどの学部に入学し、何を学修したいと考えているか
⑤ 卒業後にどのように地域へ貢献することを考えているのか
2. 一つの文章に再編集する
2-1. チェックポイント
内容に問題がなければ、一つの文章として再編集します。文章全体の文法や表現に誤りがないかを確認します。以下のポイントに注意してチェックしましょう。
2-2. 課題レポートの字数
地域探究・貢献入試では、課題レポートの字数は特に指定されていませんが、以下の条件が付されています。
この条件に従ってフォントサイズ「11ポイント」で作成する場合、課題レポートの字数は「2500-3000字」が目安となります(参考文献を除きます)。
3000字を超過する場合、4枚目に収まらない可能性があります。また、2500字未満の場合、参考文献を入れても4枚目に満たない可能性があります。したがって、課題レポートの①~⑤で「2500-3000字」+「参考文献」で4枚分を満たすのがベストです。
3. 参考文献を提示する
課題レポート作成に際して参考にした書籍やオンライン記事、ウェブサイトなどを「参考文献」として、課題レポートの末尾に記載します。
記載方法は下記を参考にしてください。
3-1. 参考文献の書き方
3-2. 参考文献の記載方法
参考文献は以下の形式で課題レポートの末尾に記載します。
記載する際は、カテゴリーごとに五十音順で記載しましょう。
4. 大学指定の書式に編集する
4-1. 編集の手順
STEP1:ホームページから「課題レポート PC用(様式③)」をダウンロードする
STEP2:作成した課題レポートの原稿(①~⑤+参考文献)をコピー&ペーストする
以下の2点に注意して、大学指定のwordファイルに課題レポートの原稿をコピー&ペースとしましょう。
STEP3:A4用紙に片面で印刷する
STEP4:各ページの「出願学部」「氏名」「ページ番号」を手書きで記入する
STEP5:他の出願書類とまとめて提出する
「出願書類チェックリスト」に従って、出願書類をまとめて課題レポートを提出しましょう。
4-2. 完成イメージ
まとめ
課題レポートの総仕上げとして、以上の手順を踏んで最終チェックを行いましょう。適切な内容、一貫性、具体性、論理性を持ったレポートを作成し、大学指定の書式に従って編集することで、より完成度の高いレポートが提出できます。
皆様の合格を心より願っております。