無名でも売れる4ステップ〜人が買う心理ストーリーを理解する〜
誰もが最初は無名新人。平等に時間を過ごしながら成果が出る人と成果が出ない人がいます。その違いは何か?というと、何を目的として、そのためにどんな情報を得て、血肉にするのか?!この思考で8割が売れるか売れないかが決まります。
◆無名でも売れる人は心理ストーリーを使う
心理ストーリーとは、ここでは、どうやったら人はものを買うのかというセースルストーリーのことです。
最初に大切なことは、
「どうやったら買ってくれるのかを逆算する」
◆人間が買う4つの心理ステップ
人が行動するのはこの2つです。
1)悩みを解決したい
2)願望を叶えたい
一般的には興味→認知→教育→販売と言われますが、
具体的に言葉に落とすと、このように表現されます。
1どんな究極の未来に気づかせるか(興味)
2どんな現状の問題に気づかせるか(認知)
3どんな原因で納得させるか(教育)
4どんな解決策で行動させるか(販売)
1どんな究極の未来に気づかせるのか?!
これはターゲットが想像できる未来ではダメです。
ターゲットが思っている理想の未来は当たり前に叶えられる。
↓
さらにその理想の未来が、
簡単に!大きな成果を!安心安全で!
手に入るとしたらどうでしょう?!
思っている以上の究極の未来があることに気づかせます。
たとえば「こうなったら嬉しいな」と漠然と思っていたところ、
それが叶うのは当たり前!しかもこんな嬉しい理想の未来が待っています。
「えーーーーーーほんと!!知らなかった」想像を超えた未来に気づくと、人はワクワクして心が動きます。
つまり、最初に伝えることは、商品の説明ではなく、ターゲットのメリット。なぜなら人間は基本自分にしか興味がないからです。
大事なことは、
・顕在化してる未来は大前提!
このあとの話をきけば、こんなワクワクな未来が待っている
それが欲しいという状態を作ること。
2どんな現状の問題に気づかせるか(認知)
次は、そもそも、なぜあなたは上手くいっていないのか!?
という現状のやっちゃっている問題を突きつけます。
「こういう風にしてるからダメなんです」これが良かれと思っていたのにダメだったんだ!!!(常識の破壊、パラダイムシフト)。
信じていたことがダメなんだ。それをやっているから上手くいかない。
といわれると、どうしたらいいの?気になって仕方がありません。
ここでのポイントは、相手がわかっている。思っていたことでは効果ゼロ。こういうことがダメで、こういうことを信じてるから上手くいかない。真の問題に気づかせることが重要です。
3どんな原因でそうなっているのか説明
何が原因で上手くいかないのか。良かれと思ってこうしていたけど、それこそ上手くいかない理由で、こういう状態になっている。なぜならば、こういう原因があるから。理解に落としこんで、事例や症例、エビデンスを元に、納得させていきます。
そして、じゃどうしたらいいの?こう変えたら上手くいくと導きます。
4どんな解決策で行動させるか(販売)
解決策はこれ。簡単な手順や簡単なやるべきことを4から7のステップで解説します。この段階には細かい説明は不要です。
なぜなら、究極のワクワクな未来と、真の問題と根本原因(事例、症例)に納得している状態なら「こうしたら上手くいくんじゃない」
「これがその解決策の商品です」といわれればYESというしかないからです。
例えば、ダイエットは食事制限をしたり、サプリやエステ、トレーニングをすれば痩せると思っているのかもしれませんが大間違いです。実はそれをするから痩せないんです。これすれば痩せるんです。
ここで聞く耳を持たせたら、あとはその理由を説明して、目新しさや意外性あるなら、試してみようかな。と人はなるのです。さらに反論処理を加えれば説得力は抜群。
「そうは言っても食べるはやめられないんですって思いますよね。そんな人のためのダイエット食品を開発したんです」
◆相手の反論を潰すと「じゃ1回試してみようかな」
となるわけです。
ビジネスの基本は興味、認知、教育、販売
1どんな未来に気づかせるか(興味)
2どんな真の問題に気づかせるか(認知)
3どんな原因で納得させるか(教育)*事例、証明、エビデンス、症例
4どんな解決策で行動させるか(販売)
ここまでの段階で、あなたのファンである必要がありますか。相手のことをよく理解されている理解者であればこの流れで売れるのです。
これこそが、無名でも売れる唯一の方法。ターゲットが気づかなかった理想の未来に気づかせて、ターゲットが信じていたことががダメだっただよ気づかせて、その根本原因で納得し、目新しい斬新な解決策で問題ないなら、試したくなるものです。
商品の中身より「最初に何を伝えるのか?」
どんな究極の未来に気づかせて、どんな根本原因に納得して、
どんな解決策で行動させるのか?
人間が買うストーリーを頭に入れて逆算するのがセールスや情報発信です。
呼吸をするようにこの流れで相手に話せると、売れる鍵を手に入れることができます。
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