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コナンの映画が見たいのに…!親のお金の使い方に影響を受ける

私は名探偵コナンが大好きなのですが、にもかかわらず去年公開の『黒鉄の魚影』は先日の金曜ロードショーで初めて見ました。

厳密には金曜ロードショーを録画しておき、昨日見終えたのですが、一番最初に出た感想が「やっぱり映画館で見るべきだ…」でした。

今年こそ映画館で見ます!

…その宣言がしたかったわけではなく、なぜ大好きなのに映画館で見なかったのか?という問いから、“お金に対する親の価値観”にとても影響を受けていたという話をしようと思います。


これまでもnoteに書いてきましたが、父はかなりの倹約家です。というか、節約が趣味…?

趣味にお金をかけすぎて家計を圧迫する、といったこととは無縁なのでその点は感謝すべきかもしれませんが、逆にお金は使わないものという考え方が強いような気がします。

お金を使うのは悪といってもいいくらい…

この件についてstand.fmで喋っているうちにいろいろ気づいたのですが、父が映画を見に行っている姿も、本を買う姿も見たことがないんです。

買い物といえば食料品くらい、それも一円でも安いところで買うのが楽しいみたいで(こういう「家族想いの良いお父さんじゃん!」と思われる感じが、カサンドラ症候群の原因になるんだろうなぁ)。

仕事で使うカバンや靴は、ぼろぼろになっても新しいものを買おうとしない。使えなくなるまで使う。

見方によっては物を大事にするとも言えるけれど、そんな父を見て育った私は「お金は使わなければ使わないだけいいんだ」「お金を使うのはよくないことなんだ」と無意識に思っていたのかもしれません。


さらに、母も自分の楽しみのためにお金を使う感覚があまりなくて。

最近でこそ一緒に映画を見たり、浅田真央ちゃんのアイスショーを見に行くようになりましたが、欲があまり出てこないようです。

父と母は歳が離れていたので、母は社会人になって稼いだお金を「結婚したときのためになるべく貯金しておこう」と考え、自分のためだけに使うことをほとんどしないまま結婚したそうです。


お金をどう使うかは人それぞれだと思います。

ただ私の場合、親が娯楽にお金を使う習慣がなかったことで、いざ映画が見たくても「来年になればテレビで見れるし…」と、いかにお金を使わないかという基準で考えてしまうんだなとわかりました。

“お金が減る”という損失にばかり目が行き、そこで得られる“感動や体験”が忘れられている。

そのことに気づけてからは、金額だけじゃなく気持ちや経験という判断軸も合わせてお金の使い方を考えられるようになってきたなと思います。


さらにいうと、反動で真逆の行動をするパターンもあるなと。

アルバイトをして自分で稼げるようになったら、抑圧されていたものが解放されたようにお金を使うときがありました。

「自由だ!!!」ってね。

自分お金の使い方下手っぽいなと薄々感じていましたが、子どもの頃から親と一緒にいろんなお金の使い方を経験しておけると、自分で稼いだお金の使い方も上手になるのかも?


親の影響、恐るべし…

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