敗因を考える
こんにちは。新人漫画家のあまいろです。
現在商業連載を目指してネームを描く毎日です。
でもさすがにネームばかり描いてると飽きてきました。
ペン入れがしたい!
原稿を完成させて満足感を得たい!
この欲求を満たすためTwitter(X)で連載してみることにしました。
1話4ページ。これならネームをやりながらTwitterで週刊連載も可能だろうと。
そして昨日それをアップしました。
いいねの数が1000を超えたら合格とし、続きを描こうと考えていたのですが、現状はいいね388、インプレッション数3.4万という残念な結果に。
いいね数1000どころか半分の500にも届かないのか…😭😭😭
べつにバズるマンガが面白いマンガだとは思ってません。タイミングとか運、それとアルゴリズムが関係してくることなので。
先週アップしたマンガはインプレッション数が2000万を超えバズりました。
この作品は去年描いたものでその時もバズりました。
でも担当編集者さんはこれを読んで、遠回しにですが「これは商業では通用しない」と言われたのを覚えてます。
バズなんてそんなもんです。わかってはいるんです。
でもいいね数388という結果には落胆しました。
だって人間だもの。
ただ失敗から学んだ方が上達は早い、というようなことを「はじめの一歩」の作者森川ジョージ先生がおっしゃってました。
落ち込んでいてもしょうがない。なぜダメだったのか、自分なりに考えてみようと思います。
今回のマンガは、花の妖精チマリマが押しかけ女房のようにやって来て主人公を困らせる、というものです。
最初に決めたのは「チマリマをあざといくらいにかわいく描く」でした。
これがテーマです。
これは半分成功しました。
コメントのほとんどが「かわいい」でしたから、狙いどおりに読者に届いたと思います。
ただ結果は先ほどの数字です。
足りてないものがある。
ひとつは画力。流行りのかわいい女の子が描ける画力があれば、おそらくいいね数1000は軽く突破してたでしょう。
でも私はそんな画力ないし、そこで勝負する気もありません。
私が勝負するのはキャラの魅力です。
絵面だけでなく、キャラの性格も含めてかわいいと読者に感じてもらわなくてはバズらないし商業でも通用しないでしょう。
が、このキャラの魅力がちゃんと描ききれてなかった…
妖精チマリマの魅力ってなんだ?
ここに私の「好き」が詰まってないと、この作品は失敗する。
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