君の名は。観てきた

きのうはファーストデーだったので仕事帰りに【君の名は。】を観てきた。
大ヒット中というのは嘘ではなく、ほぼ満席でパンフレットも売り切れ状態。

新海誠作品ってのは、キャラがテンプレで奥行きがない。が、それを補って余りあるくらいの美しい背景描写が特徴だと思ってた。わたしはマンガでも小説でもキャラを重視して読むほうなんで、新海監督の作品は正直苦手だった。

で、新作の【君の名は。】なんだけど・・・びっくりした！
あの新海誠監督がこんなすばらしいエンタメ作品をつくるなんて！

テレビCMを見ると男女入れ替え学園ラブコメディにみえるけど、じつはSF。軽快なテンポでどんどん物語が進むので退屈するヒマもない。そしてクライマックスではどかんと派手に盛り上がり、ラストは観客の期待どおりに収束させている。お見事！

ラストシーンは見栄えのするような場所ではなく、わたしたちが普段目にするような街角。ここに「劇的なドラマは日常の中にふつうにある」ってメッセージがこめられてるんじゃないかなぁとわたしは思うのであります。

はあ、パンフレット欲しかった・・・