見出し画像

1万円でスマートホーム化したらものすごく快適になった

僕は今、加賀市において「プラスカガ」というプロジェクトで住まいや暮らしに密着したITの活用方法を探している。

https://pluskaga.org/2020/08/16/amaneinoue/

「プラスカガ」とは、大学生がまちづくりを石川県加賀市において実際に行うワークショップで、僕が4期目になる。
2019年度の夏休みと春休みを使って加賀市を訪問し、地域の人たちの課題に耳を傾けながら、自分がワクワクしながら実行できて、かつ地域のためになる自分自身のプロジェクトを提案した。

ワークショップが終了すると、実際にそのプロジェクトを進めていく実装の期間となるわけなんだけれど、その初年度となる今年は「まずは加賀市において2件のスマートホームを作ってみる」を目標として動いている。

しかし「スマートホームを作ります」とは言ってみたものの、僕自身「スマートホーム」とはなにかについてあまりよくわかっていなかった。
よく使われているのは、AlexaやGoogle Homeといった「スマートスピーカー」で、声で家電を操作できたりするものだ。
その便利さはインターネットや、僕がメンターを務めるコンピュータクラブハウスという地域の子供達とデジタルが触れ合う場所にて体感していたのだけれど、実際に購入して試していたわけではなかった。

だから「まずは自分自身がスマートホームを知らなくてはいけないな」と思って、まずは僕のアパートの部屋をスマートホーム化してみることにしたのだ。
とはいえ資金はそれほどなかったので、AmazonのPrimeセールやサイバーマンデーを活用し、安くなったデバイスたちを買い集め、実装してみた。

スマートスピーカー:声で操作できるようにする

画像1

まずは声で家の中のいろいろなものが操作できるようにするために、スマートスピーカーを買う必要がある。
僕はAmazonのセールで必ず安くなるタイミングでAlexaを購入することにした。
とはいえAlexaの中でも色々なモデルがあって、お手頃で良さそうだったのはEcho dotとEcho show 5の2つ。違いは、ディスプレイがあるかどうかだ。
悩んだけれど、今回はあくまでも音声で操作できるようになればいいと思ったので、モニターがないAmazon Echo dotを購入した。

これを設置してみたところ、生活の便利さがぐっと上がった。
「Alexa、音楽を掛けて」「Alexa、明日○時に起こして」といった、これまではスマートフォンを操作していた手間が一気になくなった

スマホだけでも、特に不便を感じていたわけではないし、声で操作する必要はあるかなと思ったのだけど、そのさらに上を行く便利さに感動した。

スマートリモコン:Nature Remo mini

画像2

そしてそのAlexaの便利度を更に上げてくれるのが、スマートリモコンだ。
スマートリモコンとは家中のリモコンを登録しておくと、そのリモコンの信号をスマホやスマートスピーカーから操作できるもので、例えば「Alexa、エアコンを消して」というだけでエアコンのスイッチが操作できる。
今回は、Nature Remon Miniという機種を購入してみた。

https://amzn.to/38ECima

僕はテレビとエアコンと照明を登録したので、これらの操作が簡単にAlexaからできるようになったのだけれど、これがめちゃくちゃ便利で、「Alexa、おはよう」と声を書けるだけで電気ついて、テレビが起動し、エアコンの電源が入るという操作を一括して行える
家を出るときにはすべてを一声でOFFにできる他、外出先でもスイッチの状況を確認、操作できるし、いちいちリモコンを探す手間がなくなったのも大きい。

スマートタップ:電源のON/OFFを切り替える

画像3

でも、当然家の中の家電にはリモコンがないものも含まれている。それらの機器を操作するために、スマートタップを使うことにした。

スマートタップはコンセントと電源タップの間に挟んで使用するもので、たとえばこたつやドライヤー、あるいは照明などの、電源オンとオフしか機能がない電化製品のプラグの抜き差しの機能を遠隔でできるのである。

今回はこたつを操作する、これにて操作するようにした。

導入したのはこちら

https://amzn.to/3aJLtnZ

結果

けっかとして総額1万円くらいでめちゃくちゃ便利になってしまった。
実装する前はその便利さを感じなかったので、わざわざ買ってやることに懐疑的だったのだけど、いざやってみるとコスパがすごく良いので、迷っている人はぜひ導入してみることをおすすめしたい。

これで便利さは体感できたので、この後は加賀市の人たちに使ってみてもらってほしいな、と思っているので、残り3ヶ月の今年度だけれど、実装を進めていきたいと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?