見出し画像

あいちトリエンナーレ

(半年以上の前の記事が下書きに残っていたので最後までとりあえず書く!)

先日の3連休を使って、あいちトリエンナーレに行きました。

あいちトリエンナーレとは、3年に一度開催される芸術祭。今年は、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、四間道・円頓寺、豊田市美術館で10月上旬まで開催しています。
詳細はこちら https://aichitriennale.jp/

今年は開催3日目で展示中止になった作品もあり何かと話題で、
行ってみたかったのです。

愛知芸術文化センター、四間道・円頓寺、豊田市美術館に行ったので見たものを抜粋してご紹介。(名古屋市美術館だけ行けなかった…)

愛知芸術文化センター
B1,B2と8F,10Fで展示があり、今回は8Fと10Fをまわりました。
覚えているものをピックアップ。

10F
孤独のボキャブラリー(ウーゴ・ロンディノーネ)
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A06.html
人間の行動をマイムしたピエロが並ぶ展示。固定された立ち振る舞いをずっと眺めていると、このピエロは男性なのか女性なのか、どんな気持ちで行動してるのか等を想像できる展示でした。

60分間の笑顔(アンナ・ヴィット)
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A05.html
60分間笑顔の状態で立ち止まるように指示すると、ひとはどういう心境でいるのか観察した展示。落ち着きないひとだったり、笑顔だけどイライラしてそうだったり…。表層と感情の差異が見られて面白かった。

Stranger Visions(ヘザー・デューイ=ハグボーグ)
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A13.html
道に落ちていたゴミをDNA検査し、どんな人間なのか(何歳かどんな見た目かどこの国出身なのか等)を解析し、解析結果を3Dプリントするという展示。近未来感というかSFっぽくて個人的にこのフロアで1番好きだった。

その後を、想像する(菅俊一)
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A17.html
一度展示見たことあったのだけれど再度。映像をあえて途中で止めることで、その続きを想像できるのではないか?という着想の展示。確かに続きが想像できる…

8F

Gesture of Rally #1805 (澤田 華)
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A29.html


8Fは展示辞退、中止になった作品たち
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/A23.html
本当に中止されていた!

——

四間道・円頓寺も軽く回れたのでご紹介。

四間道・円頓寺

葛宇路
https://aichitriennale.jp/2019/artwork/S05.html
あいちトリエンナーレで1番面白かったかも。無法地帯の中国で、自分の名前の看板を道路名のように標識を建てるという社会実験をした作品。勝手に道路標識として名前の看板を立てた結果、中国の公式地図やGoogleMapで「葛宇路(アーティストの本名)」という路の名前で記載されるようになった。
「実はこの路、勝手に名付けたんだ〜」と公表したところ、各地で真似するものたちが続出。警察の命令で撤去され、葛宇路という名前が消去される部分までをドキュメンタリーとして展示されていて面白かった。。

——

2日目は豊田市美術館に。紹介したかったが書こう書こうと書かずに半年以上経ってしまったので諦める。。

——

展示中止の影響

肌感ですが、1/4位の作品が展示中止もしくは辞退しているような印象でした。全部展示が見れなかったことについて正直物足りなさはありましたが、渦中を実際見る経験ができて行ってよかったです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?