「ランドセル女の子は赤、男の子は黒」で育った私のジェンダーレス育児
多様性が認められてきている現代、
「男の子らしく、女の子らしく」
という固定概念に囚われない育児をしたい、子どもたちには自分が素敵だと思うことを自由にやってほしい、そう思ってジェンダーレスな育児を心がけています。
堅物な義理の父はよく
「男なんだから泣くな!」
など息子に言ってますが、
私は男とか女とか、
そういうことは言わないようにしていて
むしろそのあと
「男の子だって泣いていいんだよ」
とコソッと言ってあげます。
または
私が洗面台の前に立って眉毛を描いていたとき、
息子が
「ぼくもまゆげかく!」
と言ったので、
私は
「いいよ、描いてみる?」
と実際に何度か描いたことがあります。
息子の下がり眉が凛々しくなりました。(笑)
息子がおままごとにハマっていた時期には、
本格的なシンクとコンロがついたおもちゃを買おうとしました。
(どれにしようか悩みすぎておままごとブームが去ってしまい、購入のタイミングを逃しましたが…)
なので息子が好きなこと、やりたいことは
私自身ちゃんと理解できてる方だと思っていました。
しかし先日、
普段履く靴を買いに行ったとき、
レースフリフリ&どピンクの女の子の靴が欲しいと言われたとき、返答に悩みました…
一緒にいた主人は、
「それ女の子用だよ。」
とストレートに。
まあ、そうなんだけど…
大人みたいにレディース・メンズで
作りに大きな違いがあるわけではないし…
でももしそれ履かせてたら周りにどう思われるかな…
モヤモヤしました。
また別の日、
今度は幼稚園用の白い靴を選んでいたとき、
全体は白で真ん中のゴムの部分が青色もしくは赤色になっている運動靴があり、それは幼稚園でもよく履いてる子がいて、たいてい女の子はゴムが赤、男の子は青、
を履いている子が多かったです。
試し履きの靴は真ん中が赤色でした。
シンプルな白い靴自体があまり好きじゃない息子が
その運動靴をみたときに
「〇〇ちゃんがはいてるやつ!」と嬉しそうに言って
履いてくれました。
サイズもぴったりで即購入できたのに、
私はゴムが青色の靴を探しました。
しかし自力で見つからなくて、店員さんに聞くと、
青は在庫切れで来週入荷するとのことでした。
ちがいはたったの色、のみ。
息子に
「青と赤どっちがいい?」と
念のために聞いてみると
やはり
「あか」
"ランドセル女の子は赤、男の子は黒"
で育っている私自身、多様性を受け入れられているようで、本当は固定観念に押しつけられていてジェンダーレスにモヤモヤするするところがあるんだと気付きました。
戦隊モノのリーダーは決まって赤レンジャーなのに。
実際男の子が赤を持つことに違和感があるのはなぜだろう。
こういうモヤモヤしたとき、
りゅうちぇるや女王蜂のアヴちゃん、ドラグクイーン…
ジェンダーレスで活躍してる人たちを思い出します。
彼、彼女たちは個性が際立っていて
唯一無二な感じがいいなと魅力を感じます。
だから、男の子が赤を選ぶことは全然変じゃない!
令和時代はきっと男がメイクしたり
フリフリの靴履くのが
きっと違和感のない当たり前の時代になるのでは。
そもそも、お友達と同じ赤色の靴だったら
きっと喜んで幼稚園行ってくれる。
それで十分いいじゃないか!(笑)
と、モヤモヤする自分に言い聞かせてます。
運動靴をきっかけに
私の固定観念も少しずつ壊していきたい。
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