noyu

性同一性障害の診断を受けている、MtFです。

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最近の記事

初体験!女性ホルモン剤を買う

特別支援学校の臨時教員になってからは、仕事上いろいろありましたが、無事採用試験に合格し、正規の教員になることができました。 生活が安定してくると、自分の性別について、またあれこれと考えることになりました。 そんな中、ネットで性同一性障害についての記事を初めて見たのです。 初めて見たときは、これってなんか自分と似てるなーと言う感じしか無かったのです。でも、日がたつにつれて、じわじわと、これって自分のことじゃないのかなって思うようになりました。そして、最終的には確信に変わりま

    • 性別に違和感があるまま大学を卒業した

      学校の先生になりたくて、教育学部を卒業したものの、しばらくはフリーターで過ごす毎日でした。教員になる熱意は下がり、将来どうなるのかなと思っていました。 性別に違和感があるまま大学を卒業したのですが、なんだかこの頃は、心がすさんでいました。今思えば、鬱状態だったのではないかと思います。毎日自分や人の悪いところを思い出して、気分が落ち込み、それを繰り返していました。 大学卒業後の3年間ほどは、心がすさんでいたので、日々生きていくのが精一杯で、自分の性別のことは、あまり考えなく

      • 性別違和な私(MtF)にとって、思春期時代に、男子トイレに入れなかったのは、今でもつらい思い出として残っている。

        • MtF 超安定期の大学生活

          大学の4年間は、今まで生きてきた中で、一番おだやかに過ごすことができました。 なぜかというと、基本的に小~高までと違って、大学では、個人での行動が基本だったからです。 また、男女別の授業、男女別の行事といったものもなく、男子・女子を意識する必要も比較的少なかったことが、その理由に挙げられます。 それでも、1年生の始め3ヶ月くらいは、高校生の時のように、変な人に見られるのではないかと、見えないところで泣いたり、大学のカウンセラーと定期的にカウンセリングを受けたりしていました。

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        • 性別に違和感があるまま大学を卒業した

        • 性別違和な私(MtF)にとって、思春期時代に、男子トイレに入れなかったのは、今でもつらい思い出として残っている。

        • MtF 超安定期の大学生活

          初恋? ストーカー! 同性愛?

          高校生になってしばらくの間は、あまりしゃべる方ではありませんでしたが、それでもクラスの人とたまに会話をするなどしていました。 でも、もともと人付き合いは苦手なほうだったので、人と話すのを避けるようになりました。そうなると、まわりの人たちも自分とは関わらなくなり、最終的には、高校3年間のほとんどを、ひとりぼっちで過ごすこととなりました。 男であることを、受け止めないといけなかったつらい出来事 当時はもう声変わりをしていたのですが、高1の1学期頃までは、高い声(=まわりの人

          初恋? ストーカー! 同性愛?

          女の子になりたいと思っていた男の子

          丸刈りにした髪を見られるのは恥ずかしかったので、入学してから半年間ほどは、授業中以外は、ずっと学生帽をかぶっていました。 中学校では、男子は学生服、女子はセーラー服でした。私は、制服には特にこだわりがなく、学生服を着て過ごしていました。 中学生から高校生の時期にかけては、「自分は不細工だ。」という気持ちが強く、不細工は何を着ても合わないという意識が強かったため、「自分に似合う服はない。」と、服を買うことには全然興味はなく、家にいるときはパジャマのような服装、外出するときは学

          女の子になりたいと思っていた男の子

          なんで男と女に分けられるの? 性的なことに過敏になった、苦難の小学生高学年。

          高学年になってから、だんだん女の子との違いを感じ、違和感を感じるようになりました。 小学4年生 小3の担任がそのまま持ち上がり、小4の担任も同じでした。 担任は、百人一首に詳しい先生だったので、クラブは、担任のすすめで、かるたクラブに入りました。顧問は担任でした。 かるたクラブのメンバーは、男の子は私一人でした。また、先輩たちも怖かったため、いつも萎縮していました。でも、それなりに頑張っていて、かるた100枚は覚えられませんでしたが、60枚くらいは覚えることができました

          なんで男と女に分けられるの? 性的なことに過敏になった、苦難の小学生高学年。

          男である自分の中の、女の子に気づいてきた

          私が小3のときに弟が生まれ、妹と合わせて兄弟3人になりました。また、父の両親も同じ家に住むことになり、7人家族となりました。 私は、小学1年生の3学期頃からいじめられるようになり、それは卒業するまで続きました。最初の頃は、どうして自分がいじめられるのか、全然分かりませんでした。 小学2年生の中頃から、自分の好きなことや仕草が女の子っぽく、それが気持ち悪いからという理由で、いじめられていることが分かってきました。 女の子っぽくしようとしていたわけではなく、かといって男の子

          男である自分の中の、女の子に気づいてきた

          男の子が絶対に着てはいけない服を着てしまった

          当時の家族構成は、両親と妹、そして私でした。 4歳の時、隣町から今の場所に引っ越してきたのですが、引っ越す前のことは全然覚えていません。なので、幼少期の記憶の始まりは、引っ越しからあとのこととなります。 私が幼少期に、自分の性別について違和感を感じた経験は、はっきりと覚えている限りでは、1つだけです。ただ、この経験は、自分の性別が男ではないことについての違和感というわけではなくて、自分は女の子と同じようにしなくてはいけないと感じた経験でした。 それは、自分が来ている服につ

          男の子が絶対に着てはいけない服を着てしまった

          自分の性別に違和感があるのですが

          (自分史として書きためてきたものを、年代別に分けて書いています。) 私は、生物的には、男として生まれました。 そんな私が、自分の性別に違和感を感じ始めたのは、小学5年生頃のことでした。 女の子っぽい仕草をからかわれたり、いじめられたりと、子どもの頃にはあまり楽しい思い出はありません。 「なんで、男とか女とかあるのかなぁ。」 そんな風に思い、次第に自分の性別に違和感を持つようになっていきました。 そんな私ですが、中学校、高校、大学、そして就職と、皆と同じような人生を歩ん

          自分の性別に違和感があるのですが