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【日記】2024年6月

20240605

生きている意味がわからない、目的のない人生を過ごしている。という悩みを話したら、「意味も目的も、誰も持っていないよ」と返され、まあそんなもんか、と奇妙な納得を得た。

最近は精神が堕落していて、何もやる気が起きない。会社員をまともに出来ているかすら怪しい。AM在宅、AM在宅、と予定表に入れては、家の大きなモニターを使って読み込もうとしていた資料や研修教材には一向に手が付かず、ちみちみとした作業だけこなして、「集中できない!出社しよう!」としぶしぶ重たい身体を引きずって家から出るのを繰り返している。

20240606

頻繁に見る夢がある。人を殺した夢。友人と車に乗っている。私は友人が運転する車の助手席に座り、ぼうっとしている。強い衝撃があって、慌てて車から降りる。向かいからやって来る車と正面衝突したのだった。運転席の女性は既に頭蓋が砕け、明らかに亡くなっていた。助手席の男性の生死は不明だが、とりあえず意識がないようだった。そこで、運転席の女性の身体をばらばらにして道路脇の用水路に流し、その場を車で走り去った。

あまりにも荒唐無稽な夢。様々な小説や映画でみたシチュエーションをまぜこぜにしたような夢。恐らく、『冷たい熱帯魚』と『1Q84』、『復活の日』あたりから着想したであろう夢。

精神が落ち込んでいるので精神の落ち込みを知覚するために日記を書くのを再開したが、思っていた何倍も陰鬱とした文章しか書けないので、やっぱりやめた方が良いのではないか。

20240607

「日記を書く」というのはどのような行為か。あるときはモチベがあるけど、あるときはモチベがない。呼吸、というとハードルを下げすぎているしリターンを軽視し過ぎている。特に推敲や読み直しもしないし、自分の頭のなかから無為に垂れ流れているだけという感じがする。文章を書くというより排泄やごみ捨てに近い……?それじゃあこの間は排泄物に値段をつけて売ったのか……とひとりで頭の中で突っ込み、おかしくなる。日記は排泄。排泄行為にはゆるやかな達成感があるし、そういう面でも結構近い。(ゴミ出しには達成感はない。あるかもしれないが排泄の達成感よりは弱い。)

20240611

「僕より僕をひどいと知っていてよ」という歌詞の真意は、「私がひどい人間だと知った上で受け入れてくれてるから、同じくらいひどい彼のことを愛している」だと思った。AIとか兵隊とかみたいと言われる私だけど、人間のこころ、学習中。

最近読んでいる小説に、「家事ほど狂気とエゴに満ちた行為はない」という記述があった。きれいに整頓された部屋に住んで、すてきな趣味を持ってて、いかにも普通にきらきらした女の子がいつの時代も一番つよくてやばい女。

20240612

書けない理由、書きたい理由、書きたいもの、すべて自分のなかにあるのに書くには他人の助けが必要で、私はずっと自由になれないね。空を飛べるようになったと思っていたけど、アスファルトのプールサイドから真っ青な25m×10m×1.2mの水中に飛び込んだだけだった。

20240613

つよいイライラにさいなまれて、頭が爆発するかと思った。チョコミントのシーシャが美味しかった!今度はコーヒーっぽいのか、フローラル系がいいな。

初めて牛乳寒天を食べた!セブンイレブンの、皮が剥かれたみかんが入ってるやつ。つるつるとしていて驚くほどに美味しかった。もっと、食べたことのないものを食べたい。

20240623

負の感情と向き合うことも強さの要素の一つだと感じた。乗り越えることでしか逃れられない地獄もまたあるだろう。

20240628

小説を書いているので文章を書く欲望が充足されて、日記は捗らず、SNSからも離れて過ごしている。書きたいことが書けない悔しさやもどかしさ、締切が近付くのに進まない原稿への焦りでいっぱい。

20240630

初めてオリジナル小説を1本脱稿。





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