.htaccessって、どんな役割?
前回、私がWordPressにログインできない問題に直面したとき、救世主として現れてくれた“.htaccessファイル”さま。(“さま”をつけたくなるほど、ログインできたときは、本当に感動しました。笑)
ログインできた!!と喜ぶ一方、「.htaccessファイルって何をしてくれるもの?」と新たな疑問が出てきました。
そこで今回は、.htaccessファイルの役割について、わかったことをシェアしていきます。
.htaccessファイルって、何者?
.htaccessファイルは、クライアントが情報をリクエストする時、アクセス(Access)を制御するために必要な情報をリスト化したファイルのことです。
.htaccessファイルの主な役割としては、下記が挙げられます。
・「特定のIPアドレスからだけ、このページを見られるようにしたい」
⇒ページのアクセス制限をする
・「ある特定の人だけが見られるようにパスワードを要求したい」
⇒ページのアクセスに認証を設定する
・「新しいホームページにお客さまを転送(誘導)したい」
⇒ページのリダイレクトを設定する
私たちがWebサイトを見るとき、私たちが行うのは“検索したいページをクリックする”だけです。しかしそのページが現れるほんの数秒の間に、ブラウザから「クリックしたページの情報が載ったHTMLファイルをください」とWebサーバーにリクエストを出し、そのリクエストにWebサーバーが「わかったよ~」と情報を渡すという一連の流れが行われています。Webサーバーが情報を渡すときに、「このリクエストに対して、どんな情報返せば良いんだ?」と確認しに行くのが、.htaccessファイルなのです。
ちなみに、.htaccessファイルについて説明した記事を読むと、ディレクトリ単位で制御できるapache(Webサーバ ソフトウェア)の設定ファイルと記されています。Webサイトを作るときに、自分はWebサイトのどの部分に制御を実施したいのかによって、.htaccessを配置するディレクトリは変わってくるということです。
さて、私が前回、“.htaccessファイルからSiteGuard WP pluginによって記述された部分を削除”したのは、このプラグインによって記述されたアクセス制限についての情報を削除したということでした。
WordPressにログインする、いわば砦の部分でアクセス制限が機能しなくなるというのは、Webサイトの脆弱性にも関わることなので、本格的にWebサイトやブログを運営されたい方にとっては、このセキュリティのプラグインがどこまでご自身が使うサーバー上で機能するかは、やはり確認するべきポイントなのではないかと私は思いました。
【参考】
.htaccessの書き方なども書いてあるので、私が参考にした記事も添付します。
・【基本】.htaccessとは?何ができるの?書き方は?
・htaccessの基本知識と使い方【初心者向け】
・htaccessとは?基礎知識から設定方法まで完全解説
・htaccessとは?
1つわかると新しい3つの謎が生まれる
今回、.htaccessファイルがどのような役割をしているかがわかりました。
しかし、新たにわからないことが出てきました。ここについては、今勉強中です。
・apacheとは、何者なのだ?
・apacheのような”オープンソースソフトウェア(OSS)”、なぜ無料提供できるのか?
・PHPって何者だ?(.htaccessと同じ役割かと思っていました…特に404エラーを出すっていうところ)
私は知人にWEBの仕組みや仕掛けから教えてもらっている。と以前お話しました。ですが、ただ教わるだけではないのです。WordPressを触るというアウトプットに加え、疑問について調べて自分なりに説明するアウトプットがあります。そのうえで、「なんで?」「じゃあこれは何?」「それはどこにあるの?」と質問してもらいます。そうすると少なくとも調べたことについて、1つ以上の疑問を解決していくことになるので、言葉だけなんとなく知っているという状況から脱却できます。
調べて試すアウトプットをWordPressで行い、調べたことを理解する・他のことと繋げて考えるアウトプットを知人に説明することで行っています。
私は今、(新人の頃に合格するため必死に暗記した)情報処理試験の内容は、こうゆう仕組みだったのか!!と毎日発見があり、楽しく勉強できています。
興味が出てからの勉強ということもありますが、仕組みや理屈がわかったり、単語で覚えていたことが繋がるとさらに楽しくなってきます。
まだまだWordPressで、自分の作りたいページを作れるようになるまでの道のりは長いので、少しずつその過程でわかったことをシェアしていきます。