見出し画像

独立したお話。【コロナ編】

2019年、12月初旬。
中国の武漢市で第一例目の感染者が報告されました。
数ヶ月でパンデミックという初めて聞く言葉に世界中が飲み込まれました。

2020年2月に、わたしは46歳になったのですが、都内でお誕生日パーティーをしてくれる友人たちの元に行くため、今思えば感染の防ぎ方も知らないまま恐る恐る電車に乗ったのを覚えてます。

時は戻って2019年の夏、わたしは新しくとある資格を取りました。
まだニューヨークから日本に入ってきて数年しか経ってなかった【シルクサスペンション】というライセンス。
ピラティスを元にハンモックと6つのハンドルからなる空中体幹トレーニング。
※現在amahare studioのメインメニュー。

2019年の10月には自宅の小さなスタジオ(キッズダンススタジオ)をリフォームして、その新しい空中体幹トレーニングのレッスンを開始しました。

自宅のプライベートスタジオ

田舎で珍しかったこともあってか、毎日満員御礼で予約もなかなか取れないと噂になり、自宅の小さなスタジオに1ヶ月で100人以上の方が来てくれて、なんとまあこれは幸先良いぞーとなってた矢先のコロナ。

あっという間に所属していたスポーツジムが次々と営業停止。
5箇所以上契約していた仕事は全部お休み。

キッズダンスもお休み。イベントも次々と開催中止のお知らせ。
春になる頃には学生は卒業式も入学式もできず、コロナになると犯人探しのようになり、若い世代の青春が変わり、大人も自粛自粛な毎日。

自宅のスタジオで来たい人にレッスンすることさえも非国民みたいに感じ闇営業みたいな雰囲気。

すぐ落ち着くと思っていた得体の知れない感染病は、全くもって落ちつくこともなく、あっという間にあんなにキラキラしてた新しいシルクサスペンションのレッスンも、ごくごく僅かなご常連の方だけとなりました。それもマンツーマンの完全なるプライベート。

このままでいいの?
自粛してればいいの?
コロナが終わった時どうなってるの?
元に戻るの?

誰もわからない。誰も詳しくない。
何かしなきゃ。
何ができる?

毎日頭の中でぐるぐる。

そんな中、コロナでもなければきっと出会うはずのなかった人たちとの出会いがありました。

今思えは、この出会いがなかったら恐らく amahare studioも、今のわたしもないだろうなーと思うほどです。

次回はその出会いについてを書いてみようと思います。

コロナのせいなこと。
コロナのおかげなこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?