アメとハレの巻

埼玉県熊谷市にてamahare studio (アマハレスタジオ)というヨガスタジオを…

アメとハレの巻

埼玉県熊谷市にてamahare studio (アマハレスタジオ)というヨガスタジオを営んでおります。 シルクサスペンショやエアリアルヨガといった空中エクササイズもできるスタジオです。 名前は秋山マキです。中身は至ってアナログです。

最近の記事

【雨晴ヨモギ。】

2024年7月29日、晴れ。 ヨモギ蒸し専門店【雨晴ヨモギ。】をオープンしました。 amahare studioにて3月によもぎ蒸しを始めてからたくさんの方に喜んでもらえて、予約が取れない騒ぎになり、いつかよもぎ蒸しだけを専門にできるお店を作れたらいいな〜なんて思っていた時に、たまたま目に入った空き物件。 5月のGW中にフォレントになったその物件を、GW明けに内覧に行き 内覧中に大好きな信頼できるナチュラハウスに工事の依頼の電話をしました。 ナチュラハウス以外に施工を頼

    • 雨晴。

      昨日、何があったかも思い出せないくらい時間が一瞬ですぎる夏を過ごしています。夏というか、年明けてからもうずっと。 1月に父を亡くし 2月に母が癌を告知され私は50歳になって 3月にamahare studioでよもぎ蒸しが始まって 4月に一人暮らしが始まって 5月によもぎ蒸し専門の新店舗が決まって 6月に内装工事やら外装工事やら新店舗準備して 7月その新店舗がオープンし、母の癌の手術も終わり 8月amamhare sutidoは3周年を迎えました。 1月4日、父を看取った

      • 重たい荷物を持った時って、なぜあんなにやるせなくなるのだろう

        今朝たくさん荷物があって、めんどくさがりな私はそれを一度に運ぼうと両腕、背中、お腹に抱えて、車のドアを開けようとしたところで手が滑り、背中以外の荷物を全部ばら撒きました。 落ちた荷物を見ながらしばらく動けなくて、涙まで出そうになって 「…ほらね。」 *注1 と独り言を呟いて、荷物をひとつひとつ車に積み込みました。 目まぐるしく過ぎる日々に、どこかに忘れ物があるんじゃないかと常に気になってキョロキョロ生きてる真っ只中。 側から見たら、充実してていいじゃない! と言わ

        • 他者を滞在させない喜び

          マツコデラックスさんが、幸福とは他者を滞在させずに喜びを得ること。って言ってるのをしばらく前にSNSで見かけました。 『人は生まれてきた時点で他者との関係性を切ることは絶対にできないんだけど、それはありがとう、でも自分はこれ。 って他人を介入させないで比較しないものを持ってることが幸福だと思っている』的なことをおっしゃってました。 初めてそれを数年前に見た時は、『ええ〜さみしい人だな〜』って思ったんです。 でも最近、本当にその通りだなーと思うようになりました。 おそらく

        【雨晴ヨモギ。】

          10年後の私へ。

          タイムスリップは現実的にできないから、 たとえば今から10年後の私が、元気で生きていたとして(生きてなきゃ困るけど)、その時にこれを読んだら、タイムスリップしたかのように10年前(今)の私を身近に感じられるのではないかと思い、50歳になった記念として10年後の私へ手紙を書いてみます。 なのでとても自己満足な投稿になります。 10年後の秋山真紀さんへ。 今日は2024年2月15日。 いまアマハレスタジオのバックヤードで書いています。 先ほど、インストラクターのともみ

          10年後の私へ。

          壮絶な悲しみから

          父のお通夜、葬儀、告別式が終わりました。 火葬場につき、皆が精進落としを食べている間、父の肉体が燃えている煙でも見えればと思って外に出てみたけれど、見えたのは穏やかな空だけでした。 父がこの世から居なくなってから、まだ8日? とてもとても長く感じるこの時間軸はなんだろう。 この世の中から、私が大好きで、大切で、この人が居なかったら私は絶対に存在しないであろう偉大な人が居なくなったとういうのに、世の中は何も知らず、当たり前のように何も変わらず進んでいる。 それはいつかの

          壮絶な悲しみから

          何もしてないと涙ばかり出るから

          amahare studio オープンの日、弟に担いでもらい車に乗って、道路からスタジオを見にきてくれた父。 昨日から、バタバタと決めることが次から次へと投げかけられてて、何かに集中していると寂しさをふと忘れるのだけど、わずかな時間でも何もすることがないと、父のそばに座って線香を立てながら人目も憚らず涙を流す時間を繰り返しています。 葬儀社さんはやはりその手のプロで、当たり障りなく寂しさを誘い過ぎず、業務的になり過ぎず、淡々となり過ぎずお通夜や葬儀のことが決まってゆきます

          何もしてないと涙ばかり出るから

          友達の講演を見て終始、涙を我慢してたお話。

          昨日、友達の20周年記念講演にご招待いただき、特等席で見てきました。 とっても偉そうなことを今から言うけど許してください。 だいたい、ダンスの発表会的なものを見に行くと、自分の好きなタイプの作品にしか興味が湧かず、その中でも好きなタイプの踊り方をする子ひとりに視線が釘付けになってずっと目で追って惚れ惚れしてほわ〜ってなって、それ以外の時間は眠くなっちゃったりして記憶にも残らなかったりするんです。 好きかそうでないかってダンサーが板についた時点で90パーセントは大体予想がつ

          友達の講演を見て終始、涙を我慢してたお話。

          嬉しい報告

          先日、久しぶりにスタジオにきた24歳の女の子が 「マキ先生、今日は報告があります」と言って、レッスンに参加してくれました。 その子は、去年の暮れだったかな? ピラティスのインストラクターになりたい夢ができたと声をかけてくれました。 少し控えめな声で。 「今の自分を変えたいんです。amahare のインストラクターさんたちみたいになりたいです」と涙ウルウルしながら話してくれた可愛い女の子に、なんだか胸が熱くなって 「大丈夫だよ。もうこの時点で変わり始めてるんだよ」って抱きし

          趣味も習い事も全力。

          つい最近、書道教室に通い始めました。 いやあなんと楽しいことでしょうか。 最近の朝のルーティンは、事務所に着くとお習字から始まるのです。 夜も仕事が終わると、お習字したりしてから帰る。 こういう時間が大好きです。 長年、キッズダンスの先生をしてきたから思う事ですが、 例えばお子さんの習い事について、子どもが練習しないとか、興味を持たない、など色々あると思うのですけど 子どもの習い事って環境がすごく左右すると思います。 ⚫︎わざわざ準備しなくても、思った時、思った瞬間

          趣味も習い事も全力。

          1年前の今日

          1年前の今日、Facebookにカラーのしゃしんと共に投稿していたものが、FBの思い出にでてきたのでそのままコピぺ。 1年前も今日も、まったくまったく同じ思いです。 以下↓ 長文です。 「白いカラー」の花言葉は、「女性の純粋さ、可愛らしさ」という意味が託されているそう。 花言葉も含めてかわいい。 最近、予約サイトのレビューに、半年や1年単位で通ってくださるお客様からのコメントに多く目につくようになってきた、【自身で気付く体の変化】。 何十年も付き合ってきた自分の

          お久しぶりnote、一瞬で涼しくなった熊谷、好きな子からの切ない報告、特に目まぐるしい日々な訳でもないですが、なんとなく感情が揺さぶられる今日この頃。 これぞ秋。を満喫しております。 先日、江口生花店のちひろちゃんが薔薇の苗をスタジオフェンスに巻き付けてくれました。痛っ痛っ。て言いながらトゲトゲの茎をこれまた素手で。 ゴム手袋を貸してあげるって言っても、大丈夫でーすって言って丁寧に作業するちひろちゃんの指先は、いまどきの女の子の指先ではなくて、私からみたら植物と共に存在し

          良いこともバランス崩せば悪になる

          心配事があるので大事なお話を。 今、amahare studio はシルクサスペンションが大人気で、週末ともなればキャンセル待ちのクラスが当たり前となってきました。 マンスリーシステムが始まってから1年たち、オープンした頃を思えば本当にありがたく嬉しいお話。 シルクサスペンションはやればやるだけメキメキと身体も変わるので、こういったハードなクラスだけを目掛けてきてくださるお客さまもたくさんいらっしゃり、それはそれで本当にありがたい現状でございます。 ただ、簡単(短期間

          良いこともバランス崩せば悪になる

          ま、いいや。と思えることは人それぞれ。

          最近、本当によく「ストイックですね」って言われるのですけど、私、全くもって自分に甘いのでストイックなんかじゃ無いんです。 嫌だと思うことはやらないし興味のない事には手を出しませんし、もしそれらをやらないといけないとしたら、サボるか、ずっと愚痴を言ってると思います。 こういうのを社会不適合者というそうです。笑 ただ、こうなったら嫌だな。こうなったら説得力ないよね。 って思うことはたくさんあって、そうならないように解決することはしています。 努力とは違う気がします。 例え

          ま、いいや。と思えることは人それぞれ。

          想像力を働かせる。

          数年前、amahare studioをオープンするにあたり、ここに通ってくる女性像を3パターン想像(妄想)しました。 その1 年齢は40代後半か50代以上 職業は、パートや契約社員で時間を短めにお仕事していたけど、子供達も大きくなり、そろそろ正社員になって本格的にお仕事をするか、でもこのまま空いた時間を自分の好きなことに充てる時間にしようかちょっと悩んでる。 でもなあ。まだまだお金がかかるから、やっぱりお仕事もしなきゃな〜って。 子供たちの塾や習い事の送迎もだいぶ無くなっ

          想像力を働かせる。

          先生

          大人になると、先生が居なくなるじゃないですか。 私、自分が先生と呼ばれるお仕事をさせていただくようになってから、いつもいつも私にも先生が欲しいと思ってました。 知らないことや、知りたいこと、正しいのか正しくないのかを教えてくれる存在。 あと、頑張ったことを褒めてくれる存在。笑 先生にも先生がいたらな。 特に先生っていう存在は、生徒の前では絶対に間違えてはいけない職業だと(個人的に)思ってるんです。 これはあくまでも自分(だけ)に対しての覚悟の言葉です。 だから、たとえ