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[No.9]1/7の日記

僕の作った七草粥が父が固くて食べられないと言う。再度柔らかく煮てみた。同時に白いお粥も作り父の前には2種類のお粥が並んだ。しばらくして、また七草粥が固いと言う。「もう残りは食べなくていいからお母さん食べといて」と母に言った。さすがに四回もお粥めんどくさいし。

父の後ろでは3才のS君が外からとってきた雪で小さな雪だるまを10個位作り、缶ビールの横に並べて遊んでいた。9時半ごろ眠たくなってきて二階で寝ると言い出した。両親に「S君を寝かせてくる」と言って、食事が終わりかけの父の前にハミガキセットを置いて二階に上がった。Sくんと布団に入る。

しばらくして下から大声で母の呼ぶ声が聞こえた。いつのまにか僕まで寝てしまっていたようだ。妻と飛び起き一階に。「父を運んであげて」と母が言う。時計を見たら夜中の1時!両親は運びに来るのを待っていたと言う。

「寝てしまったのは悪かったが、もっと早く声をかければいいだろ!大人が二人もいて!etc....」
寝起き直後のせいかイラ立ちがとまらなかった。両親にぶつくさいいながら父をベッドへ寝かせた。

夜中の3時ごろまでイライラしながら父の部屋の暖房の前で丸くなって寝ていた。フト父を見ると、息をしてないような気がして、胸元を横から見たり、鼻の前に手のひらをあててみる。
「あっ、死んでる?」あわてて
「お父さん!」と叫び、これが死体かと思いながら揺すった。そしたら、、、生きてた。なんだ、、、生きてた。良かった!

ガミガミ言った後だったから、死んでたら心残りだったろうなと思った。

次回からは手の平じゃなくてティッシュとか風でヒラヒラするものを鼻の前に持っていこうと思った。手の皮が厚いらしい。

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声と心のカウンリングケアあまはれ

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