【エッセイ】粘土をこねてガムにしろ

僕はガムが好きで、キシリトールのガムの箱を持っていて、毎日計10個くらい噛んでいる。
タバコの代わりにガム?
ちょっとイライラしたり、だるい時に、ガムを噛む。ただエンジョイする為にガムを噛む時もある。
ガムに飛びつくので、ガムの形にして色を塗った粘土が仕事場の机で包装されている状態であったとしたら、僕は騙されて包装を解いてその粘土を噛むだろう。
そして、もし、何かしらの調味料を練り込んでいたら、もしかしたら粘土と気付かず、ガムとして噛み続けるかもしれない。
そうだ!粘土はガムの代わりとして使えるかもしれない!
ガムよりもネットリ感があり、調味料によって今まで食べてきたガムの味とは違う、色々な味を楽しめるかもしれない。
そして、好きな大きさに千切って調整も出来る。
しかし、体に悪いのだろうか?
粘土を飲み込むのは絶対危険だろう。
噛むのは果たして。
粘土汁みたいなのが、調味料と共に、出てしまうのだろうか。
粘土には汁があるのか。
どうなのか。
これは試せばいいが、いかんせん僕は面倒くさがりなので、おそらく試さないだろう。
想像上の粘土ガム。
それは、いつか噛めるかもしれない楽しみとして、僕の頭に保存されたのであった。
そして、とうとう粘土ガムを噛む時、僕は頭の中の粘土ガムと共に、噛む事になるのだろう。

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