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エッセイ集

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日々の生活の中で見つけた事、起きた事から、妄想を広げて書いてきます。
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#創作大賞2023

【エッセイ】才能と努力

才能と努力論で言えば、才能は必ずあると思います。 何故なら、僕は絵を描くのが好きだけど全く上達せず、最近、6歳程になる友達の娘さんの絵を見せて貰ったら、既に僕よりも上手かったからです。僕の方が確実に描いてきた分量が多いのに。証明終わり。 才能とは、コツを掴む能力も含めます。いつまで経ってもコツを掴めない人間が、才能無い人間です。 僕は絵を上手くなりたいのに、全然上手くなりません。 ただ、僕が考えた一つの仮説として、日常で常に働かせている物が何の能力に向いているかで、得意な物

【エッセイ】音楽ライブに一人で参戦

エッセイ等と言っておきながら、自分の日常を書いた事がほとんどない。 なぜか?それは、恥ずかしいからだ!! 誰かとのエピソードは「話していいのかな」とか変な配慮をしちゃうし、自分一人での出来事でも、何かがむき出しになって恥ずかしい。 だが、恥ずかしさを乗り越え、おそるおそる、今日の音楽ライブについて書いてみようじゃないか。 先週サンプラーが届き、とっととライブに出ないと使い勝手もよくわからんと思い、昨日出演エントリー予約して今日出演しました。楽器はサンプラーです。 他の参加

【エッセイ】それは詩なのか、短編小説なのか

詩として書き出したのに、物語のような性質が濃ゆくなり、後から短編小説として提示する事に変える。 そういう事が、割とある。 詩と小説の違いは、なんだろうか。 作者が定義する物なのか、多数の人が思う定義で決まるのか。 例えばゴリゴリ王道のラノベを書いて、自分が、「これは絶対に詩だ!物語があるかもしれないが詩だ!」と言い張っても、詩として見てはくれないだろう。いやラノベじゃん!て だがしかし。詩の中に、時間軸や情景描写があって、事件の起伏が起きる事だってある。でもラノベはラノベとな

【エッセイ】自己面白感を高めよう

自己肯定感という言葉が溢れるようになって何年が経っただろうか。 今でもよく聞かれる言葉で、様々な考察がなされているが、僕がここで提案したいのは、自己面白感だ。 自己面白感を高めよう。 これは、自分の特性や状況を面白がる能力だ。 置かれている悲惨な環境、劣ってると感じていたりコンプレックスな性格や能力、或いは人より秀でていると思ってる物まで、自分を面白がる能力。 決して、それがギャグセンス高くなくても良いんだ。意識の上で、自分にとって面白いと思えれば良い。 その能力があれば

【エッセイ】noteでChatGPTやAIを使った事が無い

タイトル通りです。 なぜ使ったこと無いかというと、僕は自分が楽しいから書いていて、その楽しさが「自分が何かを生み出している」という興奮から来ているからです。 書く内容は、まずエッセイとか詩とか短編小説とか、その時の欲望でジャンルを決めて、そのあとは自分の奥底にある無意識にアクセスしてそこから生み出てくる文章を後先考えずに書くという方法で書いていて、それが楽しい。 書く時に、自分と一致している気がする。 自分の無意識がいつもおざなりになっていて、そこを浮かび上がらせる事で自分と

【エッセイ】楽器の練習が苦手な人への、新しい練習方法の提示〜自分のやり方で練習する〜

これから活動するバンドのキーボード担当なのですが、コツコツ練習するのが本当にキツくて苦しいです。 天性の飽きっぽさを持ってるので、反復練習をひたすらやるのが物凄く苦しくて、とても苦痛です。 ですが、そんな僕が、キーボードの練習を楽しく長時間出来るようになりました! その方法を書きます 1.反復にならない練習方法を取る 反復練習が嫌いなら、反復しない練習をすれば良いという、よく考えたらシンプルで簡単な方法です。 その具体的な内容として、「毎回新曲を作るつもりで演奏する」です

【エッセイ】神聖かまってちゃんの「天使じゃ地上じゃちっそく死」や「夕方のピアノ」を聴いてテンションぶち上がる理由

神聖かまってちゃん「天使じゃ地上じゃちっそく死」 https://youtu.be/8eFNC3hLkNw 神聖かまってちゃん「夕方のピアノ」 https://youtu.be/ZD0Lk-urGiM タイトル通りだが、どうしてぶち上がるのだろうか。 死にたい!!!と、死ねー!!!と言いまくっている。歌うというより、叫びの曲だ。 ひたすら叫びで曲を構成するという斬新さがあり、迫力満点だ。 こんなネガティブの極致な歌詞だが、テンションがぶち上がる。 それは、一つは、言っては

【エッセイ】大嫌いなお父さんを愛そうと思う

お父さんが大嫌いだ。 まず、僕が25歳頃まで一度も雑談を交わしたことない育児放棄をされていた。一切僕に興味がない。なんの会話もした事ない。 それでいて、暴力だけは隠れて僕にふるってきていた。 家族から隠れて、ゲンコツをコメカミに当ててグリグリされるのと、海に行った時に毎回僕を海の中に押さえつけて窒息しそうになった所であげる、の繰り返しをされていた。全部無言で。 そんなお父さんは、もう何十年も鬱病で、いまは無職の鬱病をしている。 僕が25歳頃、お父さんは突然人格が変わり、あ

【エッセイ】表現の楽しさは、本当の自分と繋がる事

僕は表現の過程そのものが楽しいので、表現をやめるという発想は無く、70歳になっても表現をやっているだろう。 では、表現過程のどこが楽しいのだろうか。 これは極めて個人的な事で、誰か伝わる人、同じ人がいるかわからないが、 僕の場合、表現過程で一番楽しいのは、表現をしている時、本当の自分と繋がっている感じがするんだ。 いつも生きてて、本当の自分と外側の自分がふわふわと離れている感じで、表現をする時だけ、ビタッ!とくっつく。 その快感がたまらない。その事が分析してわかった。 多

【エッセイ】大森靖子から分析する、経験した事ないのに共感する歌詞について

音楽を聴く時、歌詞を重視して聴く。 共感したいから。 共感をベースに、音楽を聴いている。 しかし、自分が経験した事ないのに、何故か強く共感する、そういう事が頻繁に強くある。 大森靖子が大好きで、その理由の大きくは、歌詞に共感するからだ。 でも、その共感する歌詞の、多くは、別に自分が今や過去に抱いた事のある感情では無い。なのに共感してしまう。 例えば「えちえち DELETE」という曲。 いつまでも 好きを うまくできなくて 好きじゃない 好きじゃない 好きじゃないみたく好

【エッセイ】人と喋るのが苦手な人の克服法

人と喋るのが苦手だ。 会話しようとしても、何も思いつかなくなる。 二人での会話でも苦手、三人以上での会話は更に苦手でお手上げ。 でも、例えばnoteには沢山書ける。 なんで、人と会話出来ないのか。 自己分析した結果、恐るべき事がわかった。 それは、相手が何を言って欲しいかを、常に考えているから話せなくなるのだ!!!!! これは、結構意外な結論では!? 相手、或いはその場に、何を求められているか、何を言うべきか、それを延々ずっと考えて、でも正解がわからず思いつかなくて、喋れ

【エッセイ】人間を並べて迷路を作る現代アート

100人の人間を自由に動かして迷路を作る現代アートがあってほしい(いまこの世にはない)。 人間を自由に物体として動かす事で、人間に対する捉え方が変わる気がするのだ。 それは、人間は肉体を軸として持つ存在だという認識が深まったり、或いは人間への恐怖を抱いていたものが好きに動かす事で恐怖が軽減したり。 迷路じゃなくても、人間を使って何かをするアートと出逢ってやりたいな。 一人の女性にこの時間は何をしてもいい。そういう外国でのパフォーマンスは知っている。それは、段々と人々が狂気を

【エッセイ】カタツムリに体を一周させる

カタツムリに体を一周させるくらいのペースで、生きていこう。 焦らず、ゆったりと。 「これをしなければいけない」「これをしてこれを手に入れなければならない」 そんな頭の声に責められないようにしよう。ゆったり、温かく、まったり、幸せを感じて。 カタツムリを飼おう。 タッパーに入れて飼おう。 そして、会社でも、家でも、何かに取り掛かる時、カタツムリをつむじに乗せて、好きに移動させよう。 カタツムリが歩いている。 落とさないように。 呼吸をゆったりと。 カタツムリが歩いているおかげ