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近未来のウェアラブル端末の動向

一時期持て囃されてたような
気がするが最近はあんまり話を
聞かなくなったウェアラブル端末。
一般的には腕時計型が主流で、
これはもはやブームじゃなく
ちゃんと一般層に定着したもの
と言えるでしょう。

一方、それ以外のウェアラブル
端末として、ゴーグル型のものが
ある(一般にどう呼ばれてるのか
知らないので、ここではゴーグル型
端末とします)。数年前に仮想現実
VRブームが起こり、主に動画閲覧や
ゲームプレイ目的のVRゴーグルが
大量に発表されたが、少なくとも
日本では市民権を得るほど普及した
という話は聞かない。俺も一度
ショーケースで体験したことが
あるが、あれどうしても酔うよね。
現実と視覚情報の平衡感覚が
ズレる事で起こるVR酔い。あれが
普及を妨げてるような気がする。

では、VRではないゴーグル型端末、
つまり現実と地続きの世界の中に
ネットの画面を同期させるタイプの
端末はどうかと言えば、せいぜい
Appleが発表した「Vision Pro」
ぐらいしか一般には知られていない
ように思う(俺は他のものを知らん)。

ただこれはAppleが最先端を進んで
他が追いつけずにいるということ
ではおそらく無くて、他社がこの
ジャンルの開発にそんなに注力して
いない、様子見状態なんじゃないか
と俺は思ってる。正直客層が
見えない、アーリーアダプター
向けのニッチ商品にかまけてる
余裕はないということかもしれない。

一方、今のゴーグル型端末のイメージ
である「デカくて重そうなゴーグル」
からモデルチェンジして、一般の
メガネと近しい重量、サイズ感で
気軽にかけられる端末を開発してて
他社がまだ市場に商品を投入してない
だけなのかもしれない。イメージと
してはドラゴンボールのスカウター
あれにヘッドセットマイクも付いた
商品が出てくるんじゃなかろうか。

おそらく課題は重量とバッテリー
現実世界の空間がそのまま見える
状況なら上記のようなVR酔い
みたいな症状は出ないはず。一応
「Vision Pro」は現実の映像
ではなく、現実の映像をリアル
タイムで解析して再構築した
「限りなく現実に近いVR」らしい
ですけどね。閉鎖型ではなく
開放型のゴーグルにしたらそれは
さすがに整合性付かなくなっちゃう
から無理でしょう。メガネで見える
普通の世界に液晶膜でアプリや
ブラウザを重ねて表示するイメージ。
すげえ視力落ちそうだけどw

需要は間違いなくあるでしょう。
今だって街なかで、ひと時も
スマホを離さず歩きながら(周りの
迷惑など一切考えず)スマホを
見続けてるような連中は、画面を
見る、スマホを手に持つという
行為にうんざりしているだろうから、
軽量なゴーグル型デバイスが
出回ったら、起きてから寝るまで
ネットの画面を見続けるネット
依存の極みまで行くんじゃ
なかろうか
。そういう依存症
連中には間違いなく受け入れ
られるはず。おそらく数年後には
出回り始めるのかな。とりあえず
動向変化を待ちましょうか。

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