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俺が有料noteを「出せない」理由

noteは常に「有料記事を出せ」「売り上げを立てろ」とユーザに圧力をかけてくる。もちろん会社の業務として営業するのと比べたら圧力は微々たるもの。それは完全に「成果報酬」だから。

ただ乗りの奴には一銭も払わない。当然だよね。慈善事業じゃないんだから。そして、note本営が常にユーザに有料記事なりメンバーシップの更新を薦めるのは、それしかnote自体の収入源がないから。サイト内に広告がないことの恩恵はnote本営にとっては負担でしかないでしょう。

 

その点で言うと、俺はnoteに参加してから1年2ヶ月ほど経つが、現時点(24年10月10日現在)では有料記事を1本しか上げていない。

しかもよりによって当アカウント唯一の「自己紹介記事」を有料にしている。何様なんだという話。自分のこと知ってもらうつもりねえだろと突っ込まれる方もいるでしょう。

 

元々考えのまとまらない、筋の通らないことばかり言う俺だが、有料記事をあまり出さない(自分の中での)理由に関しても、おそらく他人様から見たら「何言ってんだこいつ?」ってなるようなものでしかないだろう。

まず理由の一つとして、「俺の中に有料にする基準がない」ということ。自分の書く記事の内容における有料と無料の線引きと言った方が近いかな。どの内容の記事を有料にすることが出来るかの判断が付かない。

元々、俺の投稿から学べることなんかありませんよと思ってるし、他人様に知識を伝える事に対して上から目線というか啓蒙主義的に感じちゃうんですよ。これは俺の心の根っこに染みついた呪いに近い。

 

俺の記事なんて全部道路沿いの壁に貼られてる貼り紙の怪文書なんですよ。それに目を留めて読んでくれる奇特な人を待ってる(罠を張ってる?)ようなもの。これに値段を付けるなんてヤバい行為でしょ。

有料記事を出してるユーザは、どういう基準で有料か無料かの線引きをしてるんだろ。判断基準を知りたい。

 

次の理由として、俺は自分の書いた記事が一人でも多くの人に見てほしいのと同時に、記事は「読了してほしい」んですよ。有料記事にすると、結果として記事の最後まで読了出来る人は買った人のみになる。ガクンと減ってしまうんだ。それが嫌なの。

かと言って最後まで読めるようにして、記事の結びに有料ボタンを設置し「満足出来た方はお金払ってね」みたいな誘導をするのもちょっと違う感じがする。金を払った人と払ってない人で得られる情報に差がないのはおかしいから。

でもどうなんだろ。お金を払うからこそその記事はちゃんと(元を取るために)最後まで読む、という考え方も出来るんですよね。noteでは「読了率」を筆者が知る方法がないのでそこは何とかならないのかと思う。

Youtubeでいうアナリティクス、細かいアクセス分析などはnoteでは(結構なお値段の)有料プランじゃないと利用出来ないみたいですね。ビューなんて大雑把な指標じゃなくて正確なPVが知りたいし、記事ごとにブラウザやアプリ上でどこまでスクロールされたか、出来れば読了率まで分かればいいんですが。

 

長々と書きましたが、俺が有料noteを出せない理由は主に2点。

・自分の記事を有料と無料で振り分ける判断基準がない

・有料にすることで記事の読了が阻害されるんじゃないかと恐れている

僕だって欲がない訳じゃないので、ここら辺の問題はnoteを続ける上でずっと悩みのタネだったりします。考え方変えた方がいいのかな・・・

 

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